夕陽と戯れる(ダイサギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

8月20日の事です。

暑い日でしたが、一時的に夕立が降りました。

適度に風も吹いていたため、夕涼みがてら海岸に行きました。

夕立の影響か、釣り人はほとんど居ません。

 

雲間から顔を覗かせる太陽を背景に、1羽のダイサギが飛翔していました。

逆光なので、シルエット写真になりました。

 

あまりにも明るいため、夕陽といえど太陽は直視できません。

幸いにも、水平線上に残る雨雲に一部が隠れてくれました。

日没の瞬間を期待していましたが、この日は望めそうにありません。

代わりに、貝獲りをしている老人を見かけたので、撮影させて頂きました。

 

 

露出をマイナスに補正して、再びシルエットを強調した写真にしてみました。

雲のお陰で明るさも控え目になり、思いのほか満足なものになりました。

 

ここではよくハマグリを獲る方々がいます。

いつもは春先に見かけますが、真夏はパッタリと見かけませんでした。

詳しくはないのですが、貝獲りにも好条件があるのでしょう。

 


~おまけ~

 

貝獲りの老人の先にある防波堤で、ウミネコの群れを見つけました。

側面から夕陽が差し込みます。

 

 

数を数えてみたら、ウミネコ63羽とカワウ3羽がいました(上の写真には全て写っていません)。

他にも、鳴き交わしながら遠くに飛び去るウミネコの姿を27羽見つけました。

入会はしていませんが、紅白歌合戦で活躍していた「日本野鳥の会の皆さん」になった気分です。

柏崎の海に、こんなにも多くのウミネコがいたとは驚きでした。