蓮池の今(オオハクチョウ、コハクチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

市内には、蓮の花咲く池が幾つかあります。

その中でも、長嶺の大池は白鳥の到来する池として市民に愛されています。

 

夏の長嶺大池は蓮の花咲く美しい池ですが、傷付いて飛べなくなった白鳥達が残っています。

様子を見に行くついでに、蓮の花も見に行きました。

 

 

 

 

蓮の花は3~4日で咲き終わってしまいます。

全体的に花の数は少なくなってきましたが、もうしばらくは楽しめそうでした。

咲き終わった花蕾の他にも、咲いている花や蕾もいくつかありました。

ピンク色の花の他にも、白い花もありました。

 

 

 

 

蓮の根は蓮根(レンコン)として食用になりますが、蓮の実も食べられるそうです。

私の親が小さい頃は、オヤツ代わりだったとか。

一度食べてみたいのですが、勝手に採取する事は禁止されているので販売されていたらチャレンジしてみたいです。

 

 

長嶺の大池は10分程で一周できるくらいの大きさです。

カワセミがいないかなと思いながら散策していましたが、残念ながら姿は見れませんでした。

かわりに、蓮の葉を食べている生き物がいました。

 

 

 

イナゴです。

稲などを食い荒らす害虫として有名ですが、蓮の葉も食べるようです。

好き嫌いがあるのか、気に入った蓮の葉を複数で食しているようでした。

イナゴが蓮の葉を食べるとは、私的には発見でした。

 

 

カマキリを何匹か見つけました。

こちらも、食事中だったようです。。。

 

 

 

 

目的の白鳥達は、すぐに見つかりました。

コハクチョウ1羽、オオハクチョウ1羽です。

元気に池の畔で過ごしていました。

 

コハクチョウ

 

 

オオハクチョウ

 

 

大きさの他、嘴の黄色い部分の広さで識別することが出来ます。

怪我して飛び立てないため、お腹を空かしているのではないかと食パンを持ってきました。

が、満腹なのか全く食べてくれませんでした。

食べ物に困っていないのであれば、良い事です。

パンは池の魚が食べてくれました。

 

 

 

 

蓮の花を見に行く時に、密かに楽しみにしている光景があります。

それは蓮の葉に溜まった水滴です。

水滴が風に揺られて蓮の葉の上を転がる様は、見ていて飽きません。