どうしても(メダイチドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先週末の海岸探鳥において、メダイチドリを見つけました。

しかし、距離があるため、撮影出来た画像は鮮明とは言い難いものでした。

そんな時は、撮影よりも行動観察モードに切り替える事にしています。

 

 

分かりづらいのですが、2羽ずつ写っています。

メダイチドリは、シロチドリに比べると胸の茶色味が強く、首にある線がグルっと一周しています。

シロチドリは首にある線が前方で途切れている事が多いので、見分けのポイントだと思っています。

夏羽から冬羽への移行中の個体のようでした。

 

 

左にトウネンがやって来ました。

右のメダイチドリとの大きさの違いが分かります。

野鳥図鑑では、トウネンの全長は15㎝、メダイチドリの全長は20㎝とあります。

 

 

砂の中に潜むゴカイを見つけたようです。

メダイチドリはゴカイが大好物なのだとか。

一生懸命、引っ張り出している姿が可愛いかったです。

 

 

どうしても、もう少し近い距離で撮影したいと思い、釣り人の少ない日曜日の夕方に再挑戦しました。

薄暗くなる中、メダイチドリを探して浜辺を歩きます。

思いが通じたのか、1羽だけチドリを見つける事が出来ました。

暗くなってきたので識別しにくいですが、おそらくはメダイチドリだと思います。

 

 

明るさが足りない上に、忙しく動き回っています。

失念していましたが、撮影対象が逆光になってしまう散策方向になってしまいました。

なかなか思うようにいきませんが、それでも見つける事が出来て良かったです。

色々な条件を確認しながら「撮った」野鳥に出来不出来は関係ない、と思う事にしています。