餌を探す(トウネン) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

9月3日の事です。

最近は海岸の散策時に、毎回トウネンを見かけます。

7月末に見かけた時は3羽でしたが、徐々にその数を増やしています。

この日は、全部で17羽を確認できました。

 

 

 

波打ち際で、足元を波にとられながらの採餌を続けています。

小さな嘴を砂浜に突き刺して、ゴカイや小さな虫等を探します。

下ばかり見ているので、あまり周囲の様子に注意を払っていないように見えます。

しかし、近付いてくるものには敏感に反応します。

 

 

 

群れて行動する事で、採餌する組と警戒する係とに分かれている様に見えます。

そのため、トウネンたちの進行方向に先回りして、徐々に近づいてくるのを待ち構えました。

屈んでカメラを構えているだけで、足早に向かって来てくれます。

おかげで写真は撮り放題の上、近すぎて撮影出来なくなりそうでした。

 

 

最初は3羽。

 

 

 

こちらに気付いた後も、その場に留まって数が増えます。

 

 

他にも沢山いたのですが、望遠レンズでは5羽を写真に収めるのが精一杯でした。

小刻みに動くトウネン達の姿は、見ていて飽きません。

打ち寄せる波にさらわれそうになるのも愛らしいです。

 

 

この日は、キアシシギやメダイチドリも見つける事が出来ました。

残念ながら、遠くて鮮明な撮影は出来ませんでした。

しかし、メダイチドリは初めて見るので、しばらく通ってチャンスを狙う予定です。

 

 

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~おまけ~

 

水辺の近くにある鉄の棒に、気になるシルエットを見つけました。

おそらくはチョウゲンボウの後ろ姿だと思います。

遠方に見つけて近付こうとしましたが、途中でメダイチドリを見かけ、そちらに浮気してしまいます。

視線を戻した時には、飛び立った後でした。

チョウゲンボウは昆虫やネズミを獲物としますが、小型の鳥類を襲う事もあるそうです。

チョウゲンボウも餌を探していたのでしょう。

トウネンも狙われているのかもしれません。