葉っぱの間から(コサメビタキ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

休日に時間が出来たので、お隣の上越市にある大潟水と森公園に行ってみました。

運が良ければ、渡り途中の野鳥に出会えるかもしれないと期待していました。

 

公園の入り口には噴水があり、子供が遊べるように水が噴いています。

家族連れや散歩の方など、マスク着用の上で思い思いに過ごしていました。

 

園内は広く、私が散策するフィールドにはほとんど人がいません。

それでも、下草刈り等の手入れが行き届いているので歩き易く、大変助かります。

 

 

 

湿地ではミソハギが綺麗な花を咲かせていました。

キチョウやシジミチョウの仲間が飛んでいましたが、遠くて写真は諦めました。

 

 

林の中の散策路では、クサギの花にモンキアゲハが吸蜜にやって来ていました。

クサギは臭木と書きますが、花の香りではなくて葉が悪臭を放つそうです。

 

 

 

その散策路ではスズメ、エナガ、ヤマガラ、ヒヨドリを見つけましたが、なかなか撮影のチャンスがありません。

陽射しを避けてなのか、なかなか木々の中から出て来てくれません。

かろうじてファインダーに捉えたのは、頭部の羽が短いヒヨドリです。

おそらくは幼鳥なのでしょう。

 

 

 

もう少しだけ粘って散策を続けたところ、目の前の木に小鳥がやって来ました。

葉っぱの間からそっと覗き込み、撮影に成功します。

コサメビタキです。

 

 

 

実はもう1羽居たのですが、胸部に縦斑が見えた気がします。

エゾビタキかもと期待しましたが、撮影前に飛ばれてしまいました。

一方、残ってくれたコサメビタキは愛想がよく、ポーズもとってくれました。

 

 

数分の間でしたが、楽しませてくれました。

ちょっとした出会いがあるので、暑い中でも散策が出来てしまいます。