海辺の青い鳥(イソヒヨドリ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

最近は天気の悪い日が多い上、仕事が忙しくて、平日の早朝に出かける気になれません。

そのため、休日を中心に散策して野鳥の姿を探しています。

久し振りに、いつもとは違う海岸へ行ってみました。

 

大雨の影響か、岸壁のテトラポッドに漂流物(ゴミ)が溜まり、何とも言えない光景でした。

そんなテトラポッドで、イソヒヨドリ♀を見つけました。

双眼鏡で視認して近付くまでに、浜辺の工事現場へ移動してしまいます。

 

 

飛び去る前に、久し振りにその姿を写す事が出来ました。

今季の子育てを終えた個体なのだと思いますが、周囲に幼鳥はいませんでした。

しばらく眺めていると、別の方向から綺麗な鳴き声が聴こえます。

カメラを向けてみると、遠くにイソヒヨドリ♂も見つけました。

 

 

イソヒヨドリ♂は人工物の中で休んでおり、工事用の足場が野鳥の足場にもなっていました。

待てども動く気配がありません。

人がいないとはいえ、工事現場にカメラを向けるのは憚られたので、切り上げる事にしました。

この海岸で見かけるイソヒヨドリは、比較的傍まで寄っても逃げないので、有難い被写体です。

毎日、散歩やランニングの人が通る場所なので、人慣れしているのかもしれません。

 

撮影条件にもよりますが、ここでは秋から冬にかけての羽が一番綺麗に写せた気がします。

下の画像は、昨年10月に撮ったイソヒヨドリ♂の水飲み場面です。

今年も同じ時期に、撮影チャンスを狙いたいです。