夏バテ(モズ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

暑い日々が続くため、野鳥散策も倦厭しがちです。

有名探鳥地に行けば、せっかくの機会なので頑張ろうものですが。。。

 

そんな暑さの中、桑の木に潜むモズの幼鳥を見つけました。

ゆっくりと近付いてみましたが、逃げる様子がありません。

 

 

 

傍では他のモズ(親鳥?)が2羽、喧嘩しているようでした。

桑の実を食べている様にも見えますが、気のせいでしょう。

モズは昆虫や爬虫類など好む、肉食のはずです。

 

じっくりと観察していると、眠そうに瞼を閉じました。

鳥類の多くは、人間と違って、瞼は下から上に閉じるみたいです。

このモズの幼鳥は、一見すると暑さにバテてしまい、白目を剝いているようです。

 

 

 

野鳥にとって、夏暑さは相当厳しいのだと思います。

羽毛は日除けになっているかもしれませんが、熱も籠りそうです。

川や湖の浅瀬で水浴びをしている鳥をよく見かけますが、気持ちがよく分かります。