帰り道(ホオアカ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

瓢湖からの帰り道の事です。

暑さが増す中、川沿いをゆっくりと走行し、窓を開けて鳥の声を探します。

余所見をすると危ないので、耳が頼りです。

河原から、ホオジロの鳴き声を聴いた気がしました。

車を停めて双眼鏡で確認すると、赤みを帯びた小鳥が枯れ枝の上で鳴いていました。

ホオアカです。

 

 

春の渡りの時期に河原で見かけると聞いてはいましたが、見るのは初めてです。

第一印象は、「陸に上がったキョウジョシギ」です。

赤(茶)・黒・白の3色が、以前に海辺で見たキョウジョシギを連想させます。

野鳥図鑑では夏の高原で繁殖するとありますが、行き遅れたのでしょうか?

不思議ではありましたが、貴重な出会いでした。

もう少し近付きたかったのですが、早々に逃げられてしまいました。

 

傍の水辺では、アオサギと白い鷺を見つけました。

白い鷺は、大きさと嘴の色からコサギだと思います。

 

 

遠くの水辺に、カイツブリの巣を見つけました。

写っていませんが、親鳥1羽と幼鳥4羽が確認できました。

 

 

とても暑い日々が続いています。

水辺で過ごす野鳥を探す気にはなっても、野山には行く気になれません。

しかし、ホオアカを見た事で、涼しい高原に行きたくなりました。