森林散策(ミソサザイ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

6月6日、戸隠森林植物園に出かけました。

先月も訪れましたが、心残りがあったため再挑戦です。

 

朝の4時頃に出発し、6時過ぎに現地に到着しました。

駐車場には既に何台かの車が止まっていましたが、スペースにはまだまだ余裕がありました。

森林ではカッコウ、ツツドリ、カラ類の鳴き声が聴こえます。

 

入り口では、エナガやカワラヒワが出迎えてくれました。

アカゲラもよく見かけ、四方からドラミングも響いてきます。

地面から飛び立つアカハラも見かけました。

 

戸隠森林植物園は戸隠神社(奥社)の参道が隣接しています。

その鳥居の傍にある小川で、ひときわ大きな声で囀る小鳥を見つけました。

ミソサザイです。

 

 

良い位置に留まってくれた上に、低木の茂みがブラインドになってくれました。

そっと近づくと、10m以内での撮影が可能でした。

ミソサザイは何度も向きを変えながら、一心不乱に鳴き続けます。

 

 

日本の野鳥ではキクイタダキに並んで最小クラスですが、囀りの声量がとても大きいです。

茶色い鳥ですが、よく見ると翼には黒や白の縞々模様があります。

尾羽を立てて、上空に向かって囀る姿がとても可愛らしいです。

 

幸先の良いスタートに、この後の散策への期待が高まりました。