目的の鳥(ツルシギ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

瓢湖で目的の野鳥、ツルシギに出会えました。

湖の岸辺に近い小島の端で群れていました。

 

 

ツルシギは春と秋に日本を渡る旅鳥です。

冬羽は上の画像の様に白っぽい褐色ですが、夏羽は黒っぽくなるそうです。

細長い嘴は少し下向きで黒色ですが、下嘴の根元と足が赤いのが特徴です。

水田や蓮田を好むらしいので、蓮の花で有名な瓢湖はピッタリです。

数えてみると全部で22羽いました。

ほとんど動かず、羽を休めているようです。

羽繕いをしているのか、時折、器用に嘴を使って整えています。

 

 

ここで話しかけてきた初老の男性に色々と教えてもらいました。

カンムリカイツブリの営巣場所、ヨシゴイの渡来時期、アヤメやハスの見頃etc.

瓢湖は1年を通して様々な野鳥や草木を楽しめる場所です。

 

 


 

~おまけ~

 

湖の小島にはカモ類たちの羽毛が沢山落ちていました。

そこにムクドリがやって来ては、まとめて運んでいます。

何処かで巣を作っているのでしょう。

巣材には事欠きません。