白と黒と、紫と(キンクロハジロ) | その日ばかりの野鳥観察

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山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

写真整理の第3弾です。

市内の農業用のため池には、様々なカモ類が飛来します。

 

 

多くのカモ類の中に、キンクロハジロがいました。

上の画像は♂です。

黄色い目(虹彩)、長いちょんまげのような冠羽、黒い嘴の先が特徴です。

黒と白が主体ですが、光の加減により頭部には紫色も加わっている気がします。

 

 

♀は胸~腹部に茶色が混じりますが、冠羽と嘴の先も♂と同様です。

♂と♀が別々にいても、比較的判別しやすいカモだと思っています。

 

そんなキンクロハジロですが、この池ではホシハジロと一緒に群れていました。

白、黒、赤と、チェスやバックギャモンの駒のようです。

全体的にどちらの種類も♀の数が少ないような気がします。

 

 

写真を整理していて気付きましたが、群れの中に嘴の模様が異なる♀を見つけました。

羽や虹彩の色、冠羽の特徴からはキンクロハジロで間違いないと思っています。

ただ、嘴の黒い部分が広いので、少しだけ違和感があります。

幼鳥がいる季節ではないと思うのですが。。。

嘴の異なるキンクロハジロもいるのかもしれませんね。