長旅に備えて(オオハクチョウ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

今年は積雪量が多く、人にも鳥にも厳しい冬でした。

しかし、少しずつ冬の寒さが和らいできた気がします。

市内の雪も融け、地面の出た田圃ではカラスやサギ類などが餌を探しています。

池で過ごすオオハクチョウ達も、餌をとりに飛び立ちます。

 

 

 

近くの田圃で採食している白鳥の群れを見つけました。

よく見ると、嘴の一部がピンク色の幼鳥たちがいます。

幼鳥は成鳥よりも羽衣が灰色っぽいので簡単に判別できます。

もしかすると、嘴の黄色い部分が少ないのでコハクチョウの幼鳥かもしれません。

周囲にはコハクチョウの成鳥は見あたりませんが、何処かに居るのでしょうか。

 

オオハクチョウとコハクチョウが池で一緒にいるのはよく見ますが、採食場所も同じのようです。

長旅に備えて、栄養を蓄えているのでしょう。