白と黒と・・・藍(ミコアイサ) | その日ばかりの野鳥観察

その日ばかりの野鳥観察

山あり海あり川ありの自然に恵まれた新潟県中越地方で、野鳥を観察しています。
出会った野鳥を、気ままに紹介したいと思います。

先日の瓢湖での野鳥観察で、ミコアイサ♂を見つけました。

 

 

白をベースとして黒い部分が所々にある美しいカモです。

名前の由来は、その姿が神子(みこ)の白装束に似ているからなのだとか。

外見から、俗に「パンダガモ」とも呼ばれています。

♀は♂程に白黒していません。

紹介したかったのですが、ここでは見つける事が出来ませんでした。

 

比較的近くに居ましたが、頻繁に潜るため、なかなか姿を捉えられません。

せっかくなので、撮影設定を変え、連射で撮ってみました。

 

 

シャッタースピードを1/2000にしての撮影です。

トプンッ、と滑らかに潜っており、波紋も穏やかです。

最後の写真では、よく見ると尾羽が藍色に映っています。

黒色だと思っていましたが、実は濃い藍色なのかもしれませんね。

写真では分かりにくいですが、冠羽の根元の一部は深緑色にも見えました。

 

ミコアイサは魚などを獲って食べるため、白鳥おじさんによる餌やりの喧騒とは無縁です。

観察中、何も捕まえる事が出来なかったようですが。