『ホリエモンのニッポン改造論 この国を建て直すための8つのヒント』(堀江貴文) | 読書ブログ

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『ホリエモンのニッポン改造論 この国を建て直すための8つのヒント』(堀江貴文)の中で著者は

 

「高齢者」の定義を「75歳以上」とするだけで、今までは現役にカウントされていなかった1687万人、実に総人口の1割強を占める人々が、現役に組み込まれることになるわけだ。年金問題はかなり改善されるだろう。

 

と述べています。

 

 医療の進歩や生活水準の向上によって、60代後半〜70代前半の多くの人はまだまだ元気で活発に活動しています。

 

それなのに“高齢者”と一括りにされると、本人の意欲や社会的な役割が過小評価されてしまう面もあるのではないでしょうか。

 

もし定義を変えることで「現役」と見なされる人が増えれば、年金制度の改善につながるだけでなく、社会全体に新しい活力が生まれるかもしれません。

 

働く意欲のある人が「まだ現役」として活躍できる仕組みが整えば、本人にとっても生きがいが増し、社会にとっても支え合いの力が強まります。

 

もちろん一方で、健康状態や家庭環境には個人差があります。

 

「75歳以上を高齢者とする」という線引きだけでは解決できない課題もあるでしょう。

 

それでも、従来の“高齢者”のイメージを見直し、社会の枠組みをアップデートすることは、これからの日本にとって欠かせない視点だと感じます。

 

私自身、この一文を読んで「自分は何歳までを現役として考えたいか?」という問いを改めて意識しました。