『影響力の武器』(ロバート・B・チ
ャルディーニ)の中で、著者は
権威者から命令されると、正常で心理
的に健康な多くの人たちが、自分の意
に反していても逆らうことなく、極度
に危険なレベルの痛みを他者に与えた。
と述べています。
会社組織の中にいると、上記のような
事をしてしまう可能性は非常に高いと
思います。
たとえば、役員や直属の上司指示によ
り、交渉事などで、取引先にとっては
とても迷惑な要求をしてしまう事が
あるのではないでしょうか?
また社内であっても、他部門や部下
に迷惑な依頼や指示を出してしまう事
にも気おつけねばなりません。
著書にある「私たちの実用的方法を
裏切るような真似をする人」からの身
の守り方と合わせて、自分自身も痛み
を他者に与える事のないよう気おつけ
たいと思います。