「超」情報革命が日本経済再生の切り札に
なる(野口悠紀雄)の中で、2012年頃
にアメリカに近づいた後に離れた動きが、
為替レートの変化によって大きく影響され
ていることは間違いない。
しかし、これは、単に計算上そうなったと
いうだけの変化ではない。
日本に労働者は、円安によって実際に貧し
くなっているのだ。
この動きの背後には、企業の生産性の問題
がある。
「要素価格均等化定理」が予測するように
、日本の産業構造が中国と同じなら、賃金
はいずれ中国並みに低下する。
と述べています。
アメリカの産業構造(アップルに代表され
るような新しいビジネスモデル)を持つ事等
を提言されています。
著者の提言を考えると、やはり競走しない存
在になる事が大切なのだと思います。
既存の常識に囚われず、今あるものを融合す
る事によりオリジナルを作成し、オンリーワ
ンになり、競走しない事の大切さを提言され
ているのだと思います。