会社勤めをしている、そこの君、君はまだ1円たりとも自分の力で稼いだことはない。 | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 ビジネス書のタイトルがやたらと長いのは、なぜ? 』



しかし─、



会社勤めなんぞを始めて数年もすれば
それなりに自分の仕事も分かっては来るし、



数ヶ月から半年先くらいまでを見越した、
仕事にも取り組めるようにはなる。



毎日、大忙しで、
いつしか、いっぱしに仕事が出来ている、



と思い込んでいる、
一人の「 社会人 」が、そこにいる。



ところがどっこい─、



あなたは実際には、
1円だって自分の力で稼いだことはない。



だって、そうだろう?



あなたのクライアントは、
あなたに、お金を払っているわけじゃない。



あなたが所属する会社に、お金を払っているのだ。
あなたは、その担当者であるに過ぎない。



実際─、



あなたが独立し、一個人として、
その取り引き先から、同様の仕事を求めても、



相手からは相当、迷惑がられるだろう。



あなたは、その会社の一員として、
与えられた仕事に日々、奔走して来た。



しかし─、



「 どうやってするか? 」



に日々、頭を悩ますことはあっても、



「 何をするか? 」



を決めたことはない。



既に会社があり、
上司がおり、同僚がおり、



取り引き先があり、今日、明日に、
取り組んで行かなければならない仕事がある。



それが─、



あなたがこれまで取り組んで来た、
「 仕事 」の内容だ。



だが─、



会社には、まず、その業界に参入することを決定し、
取り引き先との契約にこぎつけ、



さらには─、



あなたを採用することを、
決定して来た者たちがいるのだ。



ビジネス書には、何も目新しいことは、
書かれてはいない。



当たり前のことが書かれている。



しかし─、



その当たり前のことに、我々は気付かされる。



( 次回へつづく... )
『 トップランナーの話に耳を傾けてはいけない理由とは? 』