前回の記事は、こちら─、
『 大事なのは、お客様?なるほど…、でもそれでは所詮、努力賞だ。』
では─、
一番、重要なこととは一体、何なのか?
組織やチームで物事に取り組めば、
より大きなことが出来るのは事実だが、
しかし─、
組織やチームが大きくなればなるほど、
その全体を、細部に至るまで 把握できる者はいなくなる。
それは─、
経営者と言えども、例外ではない。
全体を、細部に至るまで 把握することは、
全体像を把握することとは、わけが違う。
我々は一度に複数のことを、
こなせるようには出来ていない。
このことは─、
自身でビジネスに取り組むようになれば、
よくわかる。
特に─、
まだ規模が小さく、
一人でビジネスに取り組むうちは、
自身のビジネスにおける、
戦略プランを立て、
商品を企画立案し、それを開発し、
そして─、
その商品を販売していくことまでを、
すべて、自分ひとりの力で、
実行して行かねばならない。
当然─、
一朝一夕で成し得るものではないし、
出来ることにも限界は出てくる。
しかし─、
目に見えて、
成長することは請け合いだ。
このように─、
通常、ビジネスにおいて…、
いや、ビジネスのみならず、
何らかの物事を成そうとする時には、
たいてい、
やらなければならないことは複数ある。
それらすべてを完璧に、こなすわけにはいかないが、
やらなければならないことは、
全てやらなければならない。
省いてよい項目はないのだ。
決して─、
自分の立つ位置から見えた、
勝手な視野や価値観にもとづいて、
勝手に優先順位を付けて良いものではない。