前回の記事は、こちら─、
『「 長くやっても上手くいかない場合は○○を見つける 」( 為末大 ) 』
また─、
為末選手は、また、こうも述べている。
◆◇◆◇◆
2000 年に、初めてのオリンピックに出場したが、
転倒し、一ヶ月、放心状態だった。
けれども─、
なぜ、上手く行かなかったのかと考えたら、
答えが出た。
風が吹いていて、走りが狂った。
日本の競技場は、しっかりしていて、
風の影響はなく、
踏んだときの反発も良いから、
慣れていなかったのだ。
つまり─、
それさえ埋めたら、戦えると思った。
そして─、
海外のグランプリに出るため、
エージェントに会って交渉したいと思った。
友達に英語を書いてもらい、大阪グランプリに来ている、
海外のエージェントに声をかけた。
けれども─、
連絡はなかった…。
その後─、
大会で賞をとったとき、
以前、声をかけていた人から連絡があった。
「 三日後、ローマだがどうする? 」
OK して、ローマに行った。
3位に入った。
気をよくしたエージェントは、
すぐクロアチアのザグレブに行けという。
1位になった。
そして─、
スイスのローザンヌで3位、パリで5位。
この間─、
八日間で4ヶ国を、まわったことになる。
これで、名前が売れた。
自分が憧れていた「 むこう側 」に自分が混じり、
その一員になっていた。
一ヶ月後─、
世界陸上エドモント大会で、銅メダルを獲得し、
2005 年には─、
二度目の世界陸上でも、銅メダルを獲得した。
以前の自分の失敗が生きて、上手く行ったのだ。
ずっと競技をやっていると、
何が成功か失敗か分からなくなる。
けれども─、
取り組み続けていると、失敗は生きてくる。
失敗なんて全然、失敗にならない。
だから─、
あまり準備に時間をかけ過ぎず、
反復した方が良い。
失敗するサイクルを早める。
「 挑戦 → 失敗 」
を、10 回より 100 回やる。
◆◇◆◇◆
私のネットビジネスへの取り組みが、
世界レベルだとは言わないが…、
しかし─、
今回の、失敗も含めた取り組みの中で、
得て来たものがあるのも、また事実だ。
今回─、
ビジネスツールとしての、
ホームページの制作や、
ブログ、ツイッターなどの SNS にも取り組み、
狙ったキーワードで自分のホームページを、
Yahoo、Google の検索ランキングで、
トップページ ( 上位 10 位以内 ) に、
表示させるということにも成功した。
(『 SEO ブログの順位に裏技なし!【 その確実な3ステップ 】』)
これは言うまでもなく─、
ネットビジネスに取り組むに当たっては、
重要なノウハウの1つと言える。
また─、
個人がネット上で商品を販売するに当たっての、
ネット決済システムの導入においても、
今回、注意すべき幾つかの点を洗い出すことが出来た。
(『 PayPal ( ペイパル ) の使い方、登録時に、ついやってしまう4つの間違い 』)
かくして─、
得たものは携え、誤りは修正すべく、
勝てない戦場を一時 (!?) 撤退することにしたのである。