時折─、
「 最近はコンピュータが何でもやってくれるから、
人間は考えることをしなくなった 」
などと主張する人を見かける。
私が思うに─、
彼らの多くは、単に IT 弱者か、もしくはズボラと、
効率化とを混同しているように思える。
ズボラと効率化の違いは一体、何だろうか?
やるべきことを、やらないのがズボラ、
やらなくてもいいことを、省いていくのが効率化。
そして─、
コンピュータは決して、高度な思考力も、
創造性も一切、持ち合わせてはいない。
いや─、
思考力がないとまで言い切ってしまうのは、
少々語弊があるかも知れない。
ネットを調べると─、
思考とは、まわりの事態に応じて課題を解決して行く過程。
という説明が出て来る。
もう少し私の独断で言葉を付け加えるなら、
思考とは、まわりの状況や、刻一刻と変化する事態に応じて、
自分が意図する方向へと展開するための解決策を導く過程。
とでも言おうか…。
そして─、
そのような役割を、コンピュータに担わせることは、
確かに可能である。
しかし─、
我々が普段、生活している範囲において、
そのような役割を担っているコンピュータが、
そこここで見つかるかと言えば、
それも疑問ではある。
例えば─、
我々が普段、コンピュータを用いてよく使用する、
サービスの1つに電子メールがある。
しかし─、
手紙の配達など、リアルな世界では以前から、
行われて来たことだし、
これを用いたからと言って、人間が考えることをしなくなった、
などと大真面目に主張する人間はいないだろう。
では─、
ネットでの情報検索はどうか?
確かに─、
最近の検索エンジンは、ユーザーが求ている情報に、
合致している ( であろう ) サイトを上位に表示すべく、
高度に進化していると聞く。
しかし─、
仮にそうだとしても、膨大なデータベースの中から、
対象となるキーワードを含むサイトをピックアップする機能に、
人間の思考を停止させる、どれほどの要素が、
含まれていると言えるだろうか?
それに─、
そうやって検索をかければ、
確かに情報は、たやすく手に入る。
学界の論文でも、専門家が扱う技術情報でも。
しかし─、
そうして入手した情報の内容を、
実際に理解できるかどうかは、また別の話である。
では─、
○○○○○はどうだろうか?
これは、確かに便利かも知れない。
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( 次回へつづく... )
『 コンピュータを用いてもズボラが出来ない理由!? 』