あるスーパーでの一幕。
道路を挟んで向かい側にはコンビニ。
こちら側にはスーパー。
ある人はこっちをいったりきたりしていた。
コンビニに行ったと思ったら、こっちに戻ってきた。
はたやこっちを出たと思ったらまた戻ってきた。
2,3回こういうことが続いた。
コンビニにいってジャンプを読むならずっと向こうに行けばいい。
何を求めてるのだろうか?
なにやら買い物かごを持って品物を入れ始めた。
そしてそれをすぐレジに持ってきた。
「いらっしゃいませ。
1932円になります。」
「はい。」
「ところでお客様、
なぜこちらのスーパーとコンビニを行ったり来たりしていたのですか?」
「いや品物を計算するためさ。
こっちの方が100円安かったからこっちで買ったんだ」
教訓:値段で比べられたら終わり。
なぜお客様はあなたのビジネスを選ぶのでしょうか?
上記の理由だからでしょうか?
選ばれるにはそれなりの理由があります。
・車で通りかかったから。
・昔から来てるから。
・サービスが良いって評判だから。
しかし選ばれるに最も良くない理由があります。
それが「値段が安いから」です。
確かに値段が安いというのは有効な競争優位性です。しかし安くすればするほど、粗利がどんどん減少します。仕入れ値は変わりません。売価が変わればそこで売ってるスーパーの売上はどんどん減っていきます。
値段が安いから・・・
どうすればそれを克服できるのでしょうか?
ある有名な起業家の方はこういうことを言っていました。
それは、
「付加価値をつける。」
例えば1個買ったら2個つきます。
または返金保証。
サポートなど。
その商品に準ずる付加価値をつけるのです。
もう1つはその商品を手に入れたらどうなるのか?
これを具体的にするということです。
例えばこのダイエット商品を買えば・・・
○○になれます!とか。
別れた彼氏にぎゃふんと言わせることができます。とか
いろいろなことがいえますよね。
あえて一つの商品に対しての
光のあてかたを変えることによって
今までとは違う商品ができます。
たとえ商品そのものが変わらないにしても。
このように少しでも商品を変えることによって
価格競争から抜け出すことができます。
あなたはいつこれを実践しますか?