今日は川内村の遠藤村長さんの講義を聞きました。
川内村は福島県にある村で、原発の避難区域に入っている地域です。
話は非常に現実味がありました。
村で原発の問題が発生した際のことを思い出すのは難しいかもしれませんが、実はあのとき、国は川内村に対して自宅待機を命じていたそうです。
ですが村民の本当の安全を考えた際に、国の命令を無視して避難をしたそうです。
その際、マスコミは遠藤村長に向かってこういったそうです。
あなたは何をしてるのですか?
国の命令を無視して避難をするなんておかしい。
もし、村民の家に強盗が入って金品が盗まれたりしたら責任は取れるのか?
避難が原因で様々な弊害を起こったときにあなたは責任をとれるのか?
などと言われたそうです。
しかし遠藤村長は
どんな罰も甘んじてうけますよ
私は覚悟は決まっています。
私の決断が原因で何かトラブルがあった際は私が責任をうけます。
と言ったそうです。
真のリーダーシップ
リーダー(Leader)は多くの人を導く。
それには大きな責任が伴います。
しかしその責任を受け入れることができるとき、リーダーになれると聞きます。
今回の講義でまさにそのことを感じられました。
確かに多くの人を導く方向も重要ですが、それ以上に人を導く責任を負うことができるかどうかが大切だなと感じました。
今回の講義ではそれ以外にも、人について。
ただの損得の関係を超えた関係こそが相乗効果をうむ。
松下幸之助さんの話も聞きました。
少しニュースにも出ましたが、『松下政経塾』を作り、未だに『経営の神様』と言われてる方です。
その松下政経塾を作った時の松下さんの年齢・・・
80歳
80歳の時にまだ見ぬ20年後の日本を憂いて松下政経塾を作ったそうです。
こういった見えないものに投資できるか?その熱意はそれを実現するためにビジョンを作っているか?
こういった話も聞くことができました。
最後に
「もう被害者というのはやめて復興に向けて自分たちが立ち向かわなければいけない。」
いつまでも被害者ということを何も始まらない。
自分たちで復興に向けて行動しなければいけない。
いつまでも国や県に頼ってばかりではだめだ・・・自分たちで行動しなければ。と言っていました。
そしてそういった姿を次の世代に伝えられれば・・・と。
いま、日本だけでなく世界中が不景気やらで平穏とは言えません。
ですがいつまでも国や会社に頼ってばかりでは自分の人生は切り開けないと思います。
自分自身で行動するからこそ、夢がつかめるのだと思います。
自分の人生は自分で責任を持つ。
自分で自分を導くセルフリーダーシップ
期限なき目標は目標ではない。
人を損得の関係では考えない本当の人間関係。
まだ見えないものを実現させるための情熱。
自分で行動する大切さ。
今回の講義で本当に多くのことを学べました。
私も自分自身の指針となったのでぜひシェアさせていただきたいと思い、記事にしました。
ありがとうございました。