ネタ倉庫@ゆうと -7ページ目

19歳女性が「最高のハグ」で自殺止める、橋の欄干で47歳女性を説得。

家族や友人、恋人など、その形はいろいろだが、人は愛情を受けることに幸せを感じ、生きていくもの。
もし、それが不足していると感じたとき、中には絶望に追い込まれてしまう人もいる。
先日、英国の高速道路にかかる橋で、欄干から足を投げ出した状態で座っている女性を、たまたま車で通りかかった19歳の女性が発見した。
1時間の説得の末、死のうとしていた47歳の女性は自殺を思いとどまり事なきを得たのだが、このとき19歳の女性は「最高のハグをしてあげる」と語りかけ、必死に諭していたという。

19歳のエマ・ニーダムさんはこの日、友人の家から車で帰宅中、英中部オールダムの高速道路上にかかる橋で異様な光景を目撃した。
母親らしき女性が橋の欄干から足を投げ出した状態で座り、その傍らで「男の子が身を投げないよう頼んでいた」(英紙デイリー・エクスプレスより)という。
状況を察知したニーダムさんは、すぐに警察へ通報。自分も急いで車を降り、自殺を思いとどまらせるために説得を始めた。

当時の状況について「彼女はとても興奮していて、私も心臓が口から飛び出しそうだった」と振り返るニーダムさん。
下を走る高速道路では多くの車が行き交う緊迫した状況の中、ニーダムさんは「彼女が座る反対側のフェンスの地面に座って、話し始めた」(英紙デイリー・メールより)。
やがて警察が高速道路を閉鎖。橋の下を走る車もいなくなり、ニーダムさんは警察とも連絡を取り続けながら、静かに女性の話に耳を傾けた。

「個人的な問題を抱えている」など、少しずつ心の中を語り始めた女性。
しかし、タバコを取り出しては「これが最後」と、なおも自殺を止めるつもりがないように話す女性に、ニーダムさんは必死に「冷静さを保ち続けた」という。
それは、明らかに動揺している女性に落ち付きを取り戻させるためでもあり、「愛を望んでいるということが分かっていた」ためでもあった。
そこでニーダムさんは「私のほうに来るなら、今までで最高のハグをするから」と語りかけたそうだ。

そんなニーダムさんの様子に、交渉に当たろうと現場に駆け付けた警察関係者も「エマのデリケートな扱いに感銘を受け」(英紙デイリー・ミラーより)、2人での会話を続けさせることに。
そしてアイコンタクトも感じ取ったニーダムさんは、女性に「安らぎを与えるため」に近付くと手を取った。
その後ずっと手を握りしめたまま、2人が約1時間の会話を重ねると、女性は橋の外へ向けていた体をニーダムさんの身に委ね、自殺を思いとどまったという。

こうして救出に成功したニーダムさんは、もちろん目一杯のハグで女性を温かく包みこんだ。
女性はニーダムさんに抱かれながら救急車で病院に運ばれ、診療を受け帰宅。
咄嗟の判断で1人の命を救ったことに、ニーダムさんは「すべてがうまくいって嬉しい」と話し、母親のスーさんも「勇気あることをした」と娘の行動を喜んでいる。

東大合格激増させた灘校伝説教師 授業中に駄菓子を食べる?

文庫本1冊を3年間かけて読み込む授業を行なう伝説の国語教師がいた。
生涯心の糧となるような教材で授業がしたい、その思いは公立校の滑り止めに過ぎなかった灘校を、全国一の進学校に導き、数多のリーダーを生み出すことになった。

教師は、文庫本の一節を朗読すると、柔らかな笑顔を浮かべ紙袋を取り出した。
生徒たちは、今日は何が出てくるのか、と目を輝かせる。出てきたのは赤や青、色とりどりの駄菓子だった。

教師は、配り終わると教室を制するようにいった。

「もういっぺんこの部分を読みます。食べながらでいいので聞いてください」

 読み上げたのは主人公が駄菓子屋で飴を食べる場面。

〈青や赤の縞になったのをこっきり噛み折って吸ってみると--〉

 生徒の一人はこう呟く。

「普通なら飴を噛み折る音って『ぽきん』『ぱきん』だけど、確かに『こっきり』のほうが優しくて甘い味の感じがでているなあ……」

 灘校を東大合格者数日本一に導いた「銀の匙」教室の授業風景である。
教科書は一切使わない国語の授業。文庫本『銀の匙』(中勘助)1冊を横道に逸れながら中学3年間かけて読み込む。

 前例なき授業を進めたのは橋本武先生、御年98歳。50年間教鞭を執り、昭和59年に同校を去った。
橋本先生が退職して27年を経た。だが、今も「銀の匙」教室は、伝説の授業として語り草となっている。

 では、橋本先生が生徒たちに植え付けたものとは? 橋本先生はこう語っていた。

「“学ぶ力の背骨”です。国語力のあるなしで、他の教科の理解度も違う。
数学でも物理でも、深く踏み込んで、テーマの神髄に近づいていこうとする力こそが国語力です。それは“生きる力”と置き換えてもいい」

 教科書を使わない、一つの言葉につき脱線する授業に生徒の戸惑いがなかったといえば嘘になる。あるとき生徒はこんな質問をした。

「先生、このペースだと200ページ、終わらないんじゃないですか」

 橋本先生は教室を見渡した後、静かな口調でいった。

「スピードが大事なんじゃない。すぐ役に立つことは、すぐに役立たなくなります。
何でもいい、少しでも興味をもったことから気持ちを起こしていって、どんどん自分で掘り下げてほしい。
そうやって自分で見つけたことは君たちの一生の財産になります。そのことはいつか分かりますから」

 言い終わると、頬を緩め、再びプリントを配り始めた。

 東大総長・濱田純一氏は、このとき教室にいた生徒の一人だ。いつか分かりますから--その言葉通り橋本先生の教えを財産にしている。

「改めて素晴らしい授業だったんだなぁと。僕らが大学で原書講読をやる時のやり方と似ています。
一つの言葉に拘ることでその背後に広がる概念や感覚や考え方と繋がってくるわけです」


素敵な先生、素敵な授業だな。
教科書の内容、食べ物ばっかりだったらいいなぁ・・・

優雅な世界旅行が一転、走行中に車炎上ですべての荷物とお金が灰に。

旅好きなら誰もが一度は夢見るであろう世界一周旅行。陸海空と移動に使う手段はいろいろとあるが、いずれにしても時間とお金が相当必要で、実際に旅に出るのはハードルが高い。
その分だけ踏み切れたときには格別な思いがあるのは想像に難くないが、ある30代のニュージーランド人のカップルも、5年間の予定でキャンピングカーを使い世界一周旅行に出発し、3年前から順調に旅を続けていた。
しかし先日、ドイツのアウトバーンを走行中にエンジンから出火し車が全焼。全財産をはたいた優雅な旅行が一転、2人は無一文になってしまったという。

旅の途中で不運に見舞われてしまったのは、ニュージーランドで航空整備士をしている30歳のジョナサン・バーディスさんと、31歳の妻ステファニーさん。
ドイツ紙Abendzeitungによると、2人は5年間の計画で、3年前にキャンピングカーに乗って世界一周旅行に出発した。これまでにアジア諸国やロシアを訪れ、今度は欧州に入ってドイツ国内を巡っていたようだ。

そして迎えた7月中旬のある日、2人を悲劇が襲った。
ドイツ中部の街シュヴァインフルト近郊のアウトバーンA71を走行中に突然車のエンジンが火を噴き、ジョナサンさんは慌てて路肩に停車。
命からがら車外へ逃げ出したものの、アッという間に車は炎に包まれてしまった。キャンピングカーに積まれていた旅行に必要な全ての荷物は、突然の事態に避難させる余裕がなかったという。

さらに運が悪いことに、お金やクレジットカードが入った財布も車内に置いていたそうで、2人の財産は完全に灰と化し無一文に。
また、行く先々で撮りためていた写真のデータも燃え、3年間の思い出も姿を消した。
ステファニーさんは「ほかのすべては代えが利いても、写真はそうならないのが一番悲しい」と、その無念さを語っている。

とにもかくにも、異国の地でお金もないまま放り出され、途方に暮れた2人。
しかし駆けつけたドイツの警察官は、2人の事情を知ると手厚く世話をしたという。
まずは「シャツを着ていなかった」ジョナサンさんに服を提供。そして朝食付きのホテルも用意して2人を宿泊させた。
これらの費用はすべて警察官が負担。温かく対応してくれた2人の警察官に、ジョナサンさんは「援助を本当に感謝したい」と感激しきりだ。

残念ながら、途中で強制終了となったバーディス夫妻の世界一周旅行。せっかくジョナサンさんに航空整備士の技術がありながら、車の整備に目が行き届かなかったことは、後悔先に立たずといったところか。
それでも物事をポジティブに考えるあたりは、彼の良いところなのかもしれない。
事故を振り返ったジョナサンさんは「きっと、今戻らなくてはいけない理由があるんだ。
まだ、それが何かは分からないけどね」(クロアチアン・タイムズより)と、コメントしたという。