@どうもこんばんは、TAKAです。我が家のKLXも2002年式…走行距離90000kmが見えてきた後期高齢者バイクなのですが、まだまだ現役で日々の通勤に活躍しております(オフ車とは)
しかしそうなってくると色々とガタも出てくるわけで…今回はそんなお話です。
まずはこちらの写真をご覧ください。
症状としては1速に入りづらいのとニュートラルに入れづらい…信号待ちでかなり不便です。カチャカチャやってると一応入りはするんですが、いい加減修理しようと言うことで今回のお話です。
考えられる原因はギアチェンジ関連の損傷…シフトペダルの裏にあるチェンジ機構のトラブルかなと考えました。ネットでも同じような症例があり、走行距離も嵩んでいるので部品交換することにしました。
交換パーツとして発注したのは以下2点です。
13091-1856 ホルダ チェンジドラム
13161-1214 レバ-コンプ(チエンジシヤフト)
これに付属するピンやスプリングがあるのですが、とりあえずこれだけにしました…ちなみに今回発注忘れましたが、ここのカバーにはガスケットがあるので忘れずに発注しましょう(パーツリストが別ページなんで忘れましたェ…)
11060-1327 ガスケツト,トランスミツシヨン カバ-
92055-1619 リング(0)0.27×2(シフトセンサーのOリング)
まずは準備です。オイル抜きます(抜き忘れてシフトセンサーから溢れてきたのは内緒…)車体はオイル抜けばサイドスタンドでいけます。ひょっとしたら跨がって右に傾ければオイル抜かないでいけるかもですが、かなり不安定になりそう…
写真を取り忘れましたが今回チェーンは外すか思いっきり緩めておかないとカバーのボルトにアクセスできません。クリップチェーンはこういう時に便利ですね。
そしてカバーを外すのですが、写真のナットだけはソケットでアクセスできないので注意…車体下から8mmメガネじゃないとアクセスできません。
シフトアップセンサーとカバーに一本プラスネジがあるのですが、ねじロックの指定があります。なので外すときは細心の注意を…
チェーンの側ですし、汚れ落としでパーツクリーナーを使いがちな場所なので、バーナーなんかでは炙りづらい…インパクトドライバーあると便利です。
カバーが外れるとこんな感じです。
ピンが一個取れてますが…
特にこのピンとスプリングは紛失しやすいので注意です。
この辺りの部品を無くさないように…
んで、部品を摘出して損傷を確認したのですが…
損傷は…ない…だと?
シフトドラムのポッチが折れたとか欠けたとか想定してたんですが…明らかな損傷はみられず。スプリングやピンの損傷もみられません。
これは組み合わせの問題だった…?バネが外れてたとか組付けがずれていたとかだったっぽいですね。
まぁ新品パーツストックしていても仕方ないので、注文した部品は交換します。ピンとスプリングは再利用です。
シフトドラムのピンの合わせ位置ですが、ピンの大きさは一カ所しか合いません。
シフトドラムを入れるときはここにマイナスドライバーを突っ込んでおけば入れられます(サービスマニュアルに記載ありww)
ピンはシフトドラム側に装着しておけばいいです。
最後にスプリングとピンを入れたらカバー装着です。本来ガスケットを交換すべきですが今回は再利用…破かなかったのが幸いでした。
そしてオイルを入れてリークテストして、漏れてこなければ完了です。
チェンジペダルの位置は保持できるようになり、シフトタッチは劇的に改善しました。実は車体を購入したときから少しフニャフニャしてた感じはあったのですが…転倒などで部品のずれが生じたりするケースもあるそうなので、ひょっとしたらそういうこともあったのかもしれません。
いずれにせよ快適に運用できるようになりました。
今回に関しては部品購入の前に一度分解してみるべきだったなーとは思わないではないですが…まぁ面倒ですしry
ちなみにクラッチ板の異常も疑ってクラッチ板も買ってたりするのですが…直ったしクラッチが滑ったりもしてないので当分お蔵入りかなww
次回はまた近日中に小ネタを投稿する予定です