前回に続いて、いよいよJR西日本 網干総合車両所にやって来ました。
素晴らしい秋の空の下で大勢の来場者がやって来ました。
年に一度の鉄道イベントですので、いつもとは違う雰囲気だと思います。
当日予定されていたクレーン釣り上げは残念ながら中止となりましたが、それでも大勢の人達がイベントを楽しんでいました。
構内に入って、検修庫に入ります。
庫内は主に台車、パンタグラフ、モーター、車体に分解されて検査や修理を受けます。
安全の為に厳しいチェックが行われる大事な場所です。
入口には播但線用の103系か山陽本線の113系と思われる台車が置かれて展示されていました。
台車の構造がよく分かります。
こちらは225系の台車です。
先の台車と比べて空気ばね台車で、時代の進歩が伺えます。
長時間走り続けた台車が補修点検される前の姿ですが、
車輪が外されました。
こちらで台車の点検修理が行われます。
たくさんの車両を抱えているので、数多くの台車を同時に点検出来る様に台座が置かれています。
台枠が逆さに置かれています。
こんな姿は始めて見ました。
外された車輪は傷や凹みを直す為に機械で車輪を削ります。
これを削正作業と言います。
機械の窓から車輪が削られる様子が撮影出来ました。
車輪が早く回転しています。
車輪の端から削られて真新しい金属部分が見える様になりました。
徐々に車輪の真新しい部分が増えて来ました。
削正作業が終わった車輪です。
見事に車輪が綺麗になりました。
削正作業を終えた車輪が綺麗に置かれています。
車輪は再び台車に取り付けられて元の形になりました。
これで車輪は問題なく走行可能となりました。
庫内には台車に取り付ける前の車輪が数多く並べられています。
補修点検を終えた台車は車体に取り付けられるまで1箇所に集められて保管されます。
隣にはモーターが数多く置かれていました。
恐らくモーターの点検修理コーナーと思われます。
階段を昇って庫内の様子を上から撮影です。
全体の様子がよく分かります。
車輪が大きなラックに格納されています。
しかも上に積まれている姿に驚きました。
台車を修理点検する箇所の隣には223系と207系が連結された状態で置かれています。
通常は車両の連結を外して車体の修理点検を行うのですが、網干総合車両所は編成丸ごとで行います。
秘密は編成丸ごとジャッキアップする装置が有るからです。
両車両ともジャッキアップされています。
編成の反対側も見事にジャッキアップされていました。
次回は展示車両の様子をお送りします。
今日はこれまで。
それではバイバイ。
(^O^)/