今月も僅かとなりました。
10月が終わって11月に入ると来年の話題が多くなり、今年が終わろうとしている事を実感させます。
外ではハロウィンが大流行で、街のあちこちでハロウィン、ハロウィンと大騒ぎです。
11月に入ると紅葉が本格化して来ます。
今のうちに今年の思い出いっぱい作りましょう。
(*^▽^*)
今回から話題が変わりまして、10月15日に京阪電鉄 寝屋川車両基地で行われたファミリーレールフェアに行ってきました。
毎年参加している鉄道イベントの一つですが、残念な事に今年はあいにくの雨でした。
例年なら澄み切った青空が広がる秋晴れの下で開かれるのですが、秋雨前線の影響で梅雨並に雨が続きました。
そんな中で行ってきましたが、それでも大勢の来場者で会場は大賑わいとなっていました。
先ずは屋外に展示されている車両たちです。
休憩室として車内が一般開放されたきかんしゃトーマス号です。
ここ5年ぐらいはきかんしゃトーマス号をラッピングした列車を走らせており、子供達が関心を寄せています。
事前申し込みで子供を対象に運転士体験が行われる一方で、電車の前で子供を立たせて記念撮影する家族も大勢いました。
何とも微笑ましい光景です。
隣では2代目3000系が置かれていましたが、LEDによる表示器が先頭の貫通扉に取り付けられました。
先頭車には洛楽と表示され、以前と比べて渋くなった印象です。
洛楽は京橋~七条 間をノンストップで結ぶ快速特急で、土休日も平日も運転されています。
隣の61形と新旧並びとなっています。
次は例年展示されている61形びわこ号です。
連接車体が特徴の61形は京阪本線と路面軌道の京津線の両線を走れる設計となっています。
その為に他の電車より随分小振りな車体となっています。
京津線は三条京阪から御陵(みささぎ)駅まで路面軌道となっていましたが、京都市営地下鉄開通によって廃止されてしまいました。
乗降扉は本線と路面軌道線両方を走るので、長さが違います。
奥の扉が本線用、手前の扉が路面軌道用です。
車体は当時としては珍しい連接車体です。
台車は当時一般的な板バネを採用し、車輪はスポークタイヤを使っています。
集電装置は本線で使う大型のパンタグラフと路面軌道で使うポールの両方が備え付けられています。
運転室は片側運転室で簡素な運転台で、ブレーキとマスコンと圧力計以外何も有りません。
速度計も付いていないので、運転士の勘で走らせていたのでしょうか?
車内はロングシートが並ぶ通勤仕様です。
天井の照明器具に趣を感じさせてくれるので、気に入っています。
今時、こんな形の照明器具は有りません。
詳しい車内の様子は昨年のブログで多数撮影してるので、参考して下さい。
61形の隣に展示されている構内入換車の70形72号車です。
京津線で使われていたので、小型な車体となっています。
車体は70年近く経ちますが、台車と主電動機は京阪電鉄創業時に導入された1形のものを再利用しており、100年経った今も現役で動きます。
子供向けの企画で綱引き大会で使われる予定だった13000系先頭車です。
残念ながら今年は雨のために中止となりました。
今日はこれまで。
それではバイバイ。
(^O^)/