5月に入りました。
春も宴竹縄な月に突入です。
昼間の時間も日々長くなり、朝5時頃には明るくなるようになりました。
来月には夏至を迎えます。
夏に向けて出発進行!
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今日は前回に訪れた赤川鉄橋に続いて、近くに保存されている電気機関車のお話です。
場所は阪急京都線 淡路駅近くの公園で、公園名は東淡路南公園です。
淡路駅から出て堺筋線方面沿いの線路近くに有ります。
奥に黒と黄色の車体が見えます。
周囲は大きく成長した大木が新緑を輝かせています。
車体に近寄ると、個性溢れる独特な車体が置かれてます。
名前はEH10と言います。
若い鉄道ファンの間では知らない人も大勢いるかと思いますが、昔は東海道・山陽本線の貨物機として活躍していました。
特徴なのは他の機関車と違って2両連結している事です。
そうです。
今のEH500やEH800と同じ2両連結で運用されていた事です。
デビューは1954年と古く、登場して60年以上です。
東海道本線電化によって貨物列車を電気機関車で引っ張る必要があり、しかも当時逼迫する貨物輸送に求められた大きな牽引力を満たした機関車として登場しました。
それ故にあだ名は「マンモス」と呼ばれ、貨物列車の主力として活躍しました。
しかし、国鉄末期の貨物列車削減によって同機は余剰気味となり、老朽化によって廃車が始まりました。
次々と廃車されていく中で61号機のみ唯一解体を免れて子供の憩いの場で保存されています。
周囲は柵が設けられている関係で、保存状態も良いですが、廃車されて久しいので、誰からも忘れ去られた存在となってしまいました。
柵の隙間から窓越しに運転席を見る事も可能です。
是非とも車内を一般公開して欲しいものです。
籠の檻に入れられたEH10形電気機関車が線路の上で立っている勇姿をもう一度見たいものです。
今日はこれまで。
それではバイバイ。
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