相次ぐ訃報 | 希少ガン、NetCancer

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希少ガンのひとつである神経内分泌腫瘍(カルチノイド、NET)患者の家族です。
流通ジャーナリストの金子さんやAppleのジョブズが患った病気です。
2014年6月、2年半の闘病をシマウマさん(夫)は終えました。

昨日は竹田圭吾さん、そして先ほどデヴィッド・ボウイさんが癌で亡くなられたとのこと、ご冥福をお祈りしたいと思います。

竹田さん、あの落ち着いた口調にとても好感が持て、ブレない意見に共感できました。
まだ51歳だったなんて。
あまりにも若すぎます。
私と3歳しか変わらない、病気がわかったのは2年前とか。

最強の癌、膵臓がんだったのですね。
とても痩せられていて、治療を頑張ってらしたのだとお見受けします。
ツィートの内容を拝見すると、
闘病ではなく飼いならすのだとおっしゃっていて、
見つかった時点でおそらく完治することは無理だったのではないでしょうか。
やっつけることは無理で、だったら体の中にいていいからなるべくおとなしくしてて頂戴という方針だったのかなと思います。

別の人生が始まるだけ
そこで終わりじゃないし
そこからも人生は続く
生ビールを飲めていて人生は続いている

この言葉達、痛いほど意味が伝わります。

私達が願ったこと、思ったこと、目指したことも、これだったからです。

別にシマウマさんの身体の中に癌がいてもいいから、できればそのまま動かないでいて欲しい、それが無理ならなるべくゆっくりにして欲しい、騙し騙しでいいから、悪化してもいいから、なるべく静かにゆっくり、そしていつか時間が経って、あれ、もう平均寿命まで生きちゃったよと言うことが目標でした。

できることが段々少なくなってきて、アルコールが飲めなくなって、杖がないと歩けなくなって、車椅子でないと外出できなくなって、一人でお風呂に入れなくなって、メールが打てなくなって電話ができなくなって、食べられなくなってコミュニケーションを取ることが出来なくなりました。

しかし、これを裏返せば、車椅子での外出になるまでは杖があれば歩けていたのです。
食べられなくなる前はちゃんと口から食べられていたのです。
できなくなったことを考えるよりも今出来ることを楽しもう、やれることをやろう

転移をしていてもそこで人生が終わるわけではなくまだまだそこからも時間はあっていかにその時間を後悔なく生きるか

竹田さん、ギリギリまでお仕事をされていたようですね。
少ない後悔であったことを願います。




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