究極凡事徹底王・春夫 | 中途・リアル突破ブログ

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昨年12月にスマホ広告代理店に飛び込み、将来事業開発を成せるよう挑戦し続ける26歳のブログ!

第2回目のブログ更新です。
タイトルがパズドラの究極進化モンスターみたいですみません。



週末は実家(といっても埼玉の川口ですが)に戻り、家族と食事をしてきました。
そこで会社を経営している父がやっぱすごいなと思ったので書いておこうと思います。
(春夫というのは僕の父です)

まず、父の会社に関して少し。
父は祖父の代から30年以上続く塗装会社を経営しています。
ビルに入っているドアや枠のの焼き付け塗装やサビ止め塗装がメインの事業となってます。皆さんのイメージする町工場みたいな会社と言えるかもしれません。
従業員は20名ほどで平均年齢は50歳を超えているでしょうか。父は職人の方々をまとめ、日々の仕事の流れを作り一方で取引先との折衝などの事務的なものを全般的にやっています。


値上げをしても理解してもらえるすごさ。
そんな父の会社が最近の仕入れコスト上昇を理由に工賃を全般的に値上げすることを顧客に通知したそうです。顧客からすれば当然コストアップとなる話ですが、大半の会社は特に交渉もせず理解を示してくれたそうです。

「ドアの塗装なんてどこに頼んでも一緒」と思うでしょうが、父の会社ほど当たり前のことを当たり前にやってくれる会社はないということが値上げアップを受け入れてもらえた理由だそうです。

例えば、微妙な色ムラが出てしまった時に社員にやり直しを命じることができるか。
納期が厳しいときに社員に残業してもらい、そのうえ深夜1時の積み込みを受け入れるか。

どれも1回だけならできますがこれを何回何十回繰り返し徹底し続けられることってなかなかできることではないと思います。
それをきちんと出来てる父はすごいと思います。


辛くても凡事徹底がいざという時に自分を助ける

父の会社はクリティカルな差別化要素を持っているわけではないですが、顧客に一定の信頼を得ていて、苦しいときに理解をしてもらえる状況なのは日々の凡事徹底があるからです。
僕の仕事も同じで、クライアントとの日々のやり取りをきちんと凡事徹底でこなしていくことが信頼につながり将来的に自分を助けてくれると思います。
忙殺されそうな日々の中でも改めて意識させられました。


経営者はガチ孤独。

あと、余談ですが経営者の父は悩みも多く抱えてるなぁとつくづく思いました。
具体的なものはここでは書きませんが、すぐには打開のできない、非常に重い悩みを沢山抱えています。今、こういう悩みをビジネスの視点で語れる人が近くに皆無に近い非常に孤独な状況です。(母は残念ながら公務員だったのでビジネスには非常に疎いですw)
やっぱ話していても誰にも相談できず、そのうえ誰も褒めたり認めてくれない状況に少し辛さを感じてるようにも見えました。
兄も教員なんで唯一ビジネスの道にいる僕が話を聞いてあげて、褒めてあげようと思いますw
(実際、ビジネスマンとして尊敬できる部分は本当に多いので。)