リアル「そろそろ、運動会の将来のまとめに入りましょう。佐々木(千枝)さんはどう思いますか?」

 

佐々木千枝「そうですね…。やっぱり半日開催が当たり前になっていくのかなあ…、と思います


リアル「小学校はそう思いますよ。半日開催にすることには保護者は概ね賛成しているようですし、教師の負担も減ります」


大場ミサト「危険な競技も減っているようですね。組体操とか棒倒しとか


如月未緒(1997)「二人三脚も危険なのでしょうか?」


リアル「危険ですね。転倒のリスクが非常に大きいですから」


イオリス「ここに(高垣)楓さんがいたら『危険(キケン)な競技は棄権(キケン)しないと』と言ってそう」


伊集院レイ(1997)「…」


紐緒結奈(1997)「…あまりにも下らないわ」


菊地真「…うーむ…」


虹野沙希(1997)「…アハ、確かに高垣(楓)さんなら言いそう


未緒(1997)「…高垣(楓)さんはダジャレが好きな人でしたね」


純希「うん、虹野さんの度量の大きさを感じる♪」


真「…確かにね」


赤城みりあ「へえ…。高垣さんと1回お話したいな


タカシ「リアル先生、注文入りましたよ


リアル「よし、次の機会に。運動会の将来についての話に戻ろう」


新田美波「騎馬戦や二人三脚のような危険な競技は無くなっていく、と言うところからでしたね


リアル「そうです。小学校では危険な競技が削られたり、半日開催になるのは間違いありません。次は、今の小学生がそのまま上がっていく中学校です」

イオリス「中学校も保護者が来る地域はそうなるのは確実だな。保護者は大半が半日開催を望んでいて、教員側も半日開催の方が負担が減るから」


タカシ「保護者と教員がwinwinなら確実ですね。保護者が運動会に来ない中学校はどうなりますかね?


リアル「これは判断が難しいところだね。学校は校長判断で決まる。…とは言え、教員の負担も考えると半日開催に傾く可能性は小さくはない」

真「…半日開催の流れになっていきそうですね」


リアル「1日開催して熱中症とかがあったら、保護者からのクレームもありえますからね」

レイ(1997)「保護者の意見を無視するわけにもいかないね」


リアル「これが高校になると、本当に高校次第としか言えません。…最後に予測というよりは要望も入れた意見を述べます」


結奈(1997)「…最後みたいだし、聞いてあげるわ。さっさと言いなさい」


リアル「わかりました。その要望とは、『リレーと多人数の縄跳びの廃止』です。あれは部活動のようなものだけで充分。とても万人向けとは言えません」

結奈(1997)「…確かに言えてるわね。無駄に緊張感を感じさせるだけみたいだし」


リアル「危険な競技(二人三脚、騎馬戦、棒倒し、組体操等)は時代の流れで義務教育からは追い出せそうですが、リレーはそうでもないので」


タカシ「リレーみたいにクラスから誰も立候補者が出ない競技なんて間違っていますよ。競技者が望まない競技は廃止していかないと」


沙希(1997)「…無理やり決めさせられた種目だと苦しいよね


未緒(1997)「…生徒のためになっているとは言えませんね」


レイ(1997)「競技者にソッポを向かれている競技は廃止できるような柔軟さは欠かせないな」


みりあ「…やっぱり参加した人皆が楽しくやれるものにしないと。ね、千枝ちゃん


千枝「…辛かった、だけで終わるのは嫌だもんね


リアル「…では、運動会についてはこれまでにしましょう。予測については↓にまとめます」


小学校について

①運動会は半日開催が基本となり、危険な競技(二人三脚、騎馬戦、棒倒し、組体操等)は廃止されていく

②大規模校では二学年ごとの分散開催も行われる

③競技は玉入れやダンス、徒競走等になる


中学校について

①保護者が観戦に来る学校の運動会は半日開催が基本となり、危険な競技(二人三脚、騎馬戦、棒倒し、組体操等)は廃止されていく

②それ(①)に伴い、競技は玉入れやダンス、徒競走等になる

③保護者が観戦に来ない学校の運動会は校長次第

(ただし、危険な競技は廃止される可能性も十分にあり得る)


高校について

①全ては学校次第

(ただし、危険な競技は廃止される可能性も十分にあり得る)