1位『ロックアウト』
《こんな男に、私はなりたい》

暴動が発生した宇宙監獄にたった一人で潜入し、囚われの美女を守りながら戦い抜くという王道のSFアクション映画。
主人公のやさぐれヒーローっぷりが堪らなくカッコいい。宇宙刑務所という閉鎖空間で、軽口を叩きながら任務をこなしていく展開は、アクション映画の金字塔『ダイ・ハード』を彷彿させる。
アクションや映像に真新しさは特にないが、主人公の魅力溢れるキャラクターには男なら憧れること間違いなし。
シリーズ化してくれないかな。


2位『のぼうの城』
《世界よ、これが日本の戦だ》

たまたま手に取って読んだ原作が面白くて、映画化が決まって喜んで、実際観たら再現度の高さに感動した。
自分の拙い日本史の知識から見ても、時代考証の徹底ぶりが分かる。台詞回しや仕草、セット等はかなり本格的だ。
野村萬斎演じるのぼう様こと成田長親は、自分の中ののぼう様のイメージとは少し違ったが、原作の捉え処のない不思議なキャラクターは上手く表現できていたと思う。
そして何より合戦シーンの面白さ!首が飛び、血飛沫が舞うリアル志向の鬩ぎ合いと大迫力の水攻めには目を奪われる。
世界に誇っていい日本の戦ムービーだ。


3位『悪の教典』
《清々しいまでにバイオレンス》

試写会で某アイドルが職場放棄する位、伊藤英明目当てで観に行ったら後悔する映画だと思う。
見所のクラス全員皆殺しの場面までやたら引っ張るので「さっさと殺れや!」と思って観ていたが、始まってからはもう釘付け。
不謹慎ながら、生徒が一人殺される度に爽快感が半端ない。誤魔化したり、端折ったりせずに一人一人丁寧にぶち殺していくのがありがたい。
主人公がクラス全員皆殺しを決めるにあたる内面の変化がちょっと分からなかったが、容赦なく人が殺されまくる爽やかな映画だった。


4位『リンカーン/秘密の書 3D』
《思ったよりアクション満載じゃないけど動きの一つ一つが楽しい》

リンカーン大統領は実はヴァンパイアハンターでした。とんでもない設定だが、意外と話の筋は通っている。なるほど良く出来てる。この脚本ならリンカーンとヴァンパイアを切り離すことはできない。
監督のティムール・ベクマンベトフの作品は3Dで観れたら面白いだろうなと思ってたので期待したけど、そんなでもなかった。所々「わお!」と思えるシーンもあったがもう少し飛び出る感が欲しかった。
それでもマトリックス風のスローを多様したスタイリッシュなバトルシーンは見ていて惚れ惚れする。次回作はまたウォンテッドのような現代劇が観たい。