えらいことになってる、燃料タンクの中。
工場長(猫)が見守る中、友人の作業は続きます。。。


まず、詰まっている吸い上げ管の貫通式を、、、

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どうやるのかと思ったら、なんと一回タンクの底の固定部分を外して、パイプをまっすぐに伸ばし、針金などを使って管の中をほじくるのだと。
カッチカチで、貫通するのに凄い時間が掛かったそうで。。。


パイプの中が綺麗になったら、元どおりに戻します。

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言うのは簡単だけど、パイプを壊さないように伸ばしたり曲げたり、結構な板金テクニックが必要です。


パイプが貫通したら、内部の表面処理が始まります。

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PORのクリーナーディグリーザーを使ってワニスを溶かしながら、ケンマロンパッド(ケミカルタワシ)で磨きます。
なんと手作業ですm(_ _)m


錆やワニスが取れたところで、タンクをお風呂に入れます??

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でっかいトロ船にお湯を張って、ブラシでさらに磨いて綺麗に。


入浴完了。

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あれだけ、錆やワニスで汚れきっていたタンク内部が見違えるように綺麗に地金が出ました!


地金がでると、穴も出ます(;´Д`)
上蓋のピンホールを溶接で埋めます。

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写真で見ても、かなりの数のピンホールが空いていましたが、友人の溶接テクニックによって、すべて退治されました。


工場長による、仕上がりチェック

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「オッケーだにゃ」




つづく・・・






予想外の難関だったブレーキをなんとかクリア



さて、友人に託したタンクはどうなってるでしょうか、、、。


まず、レストア前のタンクの状態説明。

これは、車両を分解する前に撮影した画像ですが、異変がわかりますか?

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錆びてる?、、、いや、そりゃ当たり前です。
そんなことよりもタンクの上面が膨らんでいるんです。
ぷっくらとタヌキの腹のように(;´Д`)

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最初、こんな形してるのかなぁ?とも思いましたが、友人に確認したところ、上面はフラットとのことです。

外観の錆やタンクの内部は少し前の記事で書きましたが、それに加えおそらくは内圧で膨らんだタンク。。。
多分ですが、吸い上げ管が詰まったのを、前のオーナーがエアガンで無理やり通した時に膨らんだのだと思われます。

ついでに、上面がなぜか濡れています。。。やな予感。

普通なら、捨てたくなるような状態ですが、新品部品はありませんので、友人にレストアを頼みました。
・・・なので、ここからは友人の工場作業の写真になります。

さて、猫工場長の見守る中、膨らんだタンクを強制します。

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ハンドプレスを駆使して、膨らんだタンクを押してフラットに戻します。
やっぱり内圧で膨らんでたようで、上面をフラットに戻したら、側面のへんな反りも直ったようです。


外形が強制できたので、早速タンクを二つに割ります。

パッか〜ん!

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切ったのは友人ですから、簡単に切れたようですが、後で溶接して継がないといけないので、なかなか大変ですよ。
しかし、、、凄いことになってますね。。。


燃料のこない吸い上げ管はというと、、

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針金でつついても通らず、完全に詰まっているようです。
引き取った時は、なんとかギリギリの隙間が通っていたのでしょうねぇ。


上蓋はというと。

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濡れていたところは、やはりピンホールがたくさん空いてます。
内部の錆や汚れをサンディングしながら、一つづつ、マーキングしながら穴をチェックしています。


錆びやワニスなどを荒取りすると、、、

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出てくる出てくる。


化石燃料だそうです(;´Д`)

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・・・こりゃ大変だ(棒)





つづく・・・



どんどん進みますよ〜


ダメダメのシリンダーが見事復活したので、ブレーキ関係を仕上げます。


まずは、マスターシリンダー付近のフレームの錆落としと処理を。
内側は、漏れたフルードが水気を呼んで、錆びてるのは定番です。構造欠陥ですね。

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で、この錆をカップブラシやらで落として、脱脂したら、、、
まず錆キラーで錆止め

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錆転換が完了したらPORでコーティングします。

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これで、少々のフルード漏れでも錆びる事はないでしょう。

せっかく、錆キラーとPORが登場したので、汚ったないバックプレートも同時に処理。

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PORを固めている間に、他の部位を進めます。


まずは、リヤアクスルも錆キラー&シャシーブラックで

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右リヤばっかりやってるわけにもいかないので、他の車輪も順次、塗装&ブレーキオーバーホールを進めます。


左リヤ

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こっちは漏れもなく作動良好。


右フロント

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若干、汚れが多いですが、漏れなし良好。清掃して塗装。
もちろん、カップキットは4輪とも新品交換です。

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フロントアクスルも、綺麗にして塗装します。
左のフロントも同様にオーバーホールします。

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4輪のオーバーホールが終わったら、マスターシリンダー。

分解清掃の後、オーバーホールキットを使い、再生します。

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組み立った〜

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フレームのPORが固まったので、車両に組み立てます。

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カッチカチだった、リザーバーからのホースは、ちょん切って外したので新品のホースで繋ぎます。

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しっかりワイヤーロック。
ちなみにこのホース、透明ですけどブレーキフルード通しても汗をかかない優れものです。
超お高いですけどね!


残る、右リヤもバックプレートのPORが固まったので組み立て。

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マルフマークも輝いてます!!


バックプレートにシリンダーとアンカーブロックが付いたら、塗装の終わったアクスルと合体します。

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取り付けナットも新品です。


続いて、シューやサイドブレーキを組み付けて、、、

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ドラムも組み付けて、、、

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シューの隙間調整したら、ブレーキオーバーホール完了です。




つづく・・・