大物のタンクが取り付き、配管類も全部新品に交換した所で、いよいよ外装に組み立てに入ります。


入りますが、これがまた一進一退。。。

この元凶は、、、こいつら

exterior - 1


とにかく、分解するときからネジが錆びまくり。
こまりん号の比じゃありません。
しかも、サンバーはてんとう虫と比較して、部品が多い=ネジもものすごく多い。

しかも、ネジを緩めると8割がた折れる。折れないのはM8とかの太いネジ。

上の写真のネジは、折れずに緩んだ分ですが、頭にきたので全部新品のボルトに交換します。


一進一退

まさに、一進一退を繰り返しながら組み立てていきます。
本当はブログに書きたいんですが、もう作業しながらキレまくりで、写真がないのが多い(;´Д`)



さて、、、と。

シフト関係からいきます。

まずはシフトレバー

shift - 1

shift - 2


普通にPORで化粧直しして、摺動部のグリスアップをしました。


で、レバーをキャビンに組み付けて、、、

exterior - 8


シフトブッシュは新品を取り付けます。

ちなみに、分解したときにこのブッシュは入ってなくて、なんとビニールテープがグルグルとナルトのように巻いてあって、無理やり組み立ててありましたからね(;´Д`)

本当に、細かい欠品が多くて、その都度新品部品を入手したり作ったりと、いったいいくらお金をと労力を使ったことか、、、、(あ、愚痴です)


そしたら、これもPORコーティング済みのシフトロッドをシフトレバーにくっつけます。

exterior - 9


ちゃんとスプリング入れて(これも欠品してた!)キャッスルナットをつけて、ステンの割りピンを打っておきます。
ブッシュはジュラコンなので、グリスアップしなくていいような気もしますが、一応摩耗防止でグリス塗ってあります。


んで、ミッション側です。

exterior - 10


こちらも分解時は、ゴム板を切り出したようなボソボソのナルトが出てきまして、、、(;´Д`)

ええ、新品を手配しましたとも。
大佐にお願いして、ウレタンゴムの新品を入手して組みます。こちらも摩耗防止でシリコーングリスを塗って組みます。


スペーサーは前オーナーがPVCから切り出したのを綺麗に削り直して(なぜなら寸法が適当で切り口はギザギザで、そのまま使う気にならなかったのですね)素材として再利用。

exterior - 11


スプリング止めのブラケットをかまして、組み付け完了。



つづく・・・



タンク本体は、友人の活躍で見違えるというか、新品以上の状態になりました!
友達価格で作業してもらったのですが、普通に業者にだしたら5万円以上掛かるんじゃないでしょうか?もっとかな??


で、タンクをフレームに搭載するのもてんとう虫と違って、一筋縄ではいきません。
そもそも、、、新車を組み立てるときは、キャビンをつける前にフレームの上から簡単に付けられますが、キャビンが載っている場合は、下から脱着するしかないんですが、知恵の輪のように作業します。


こいつが、タンクのフロント側を支えるクロスメンバーです。PORで黒々としてますね〜。

tank8 - 1


で、こいつとタンクを組んだ状態では下からは入りません。(上からは簡単に入ります)


まず、タンクをフレームの後ろ側の2箇所のツメに差し込みます。




差し込んで、そのまま手を離すと、タンクの自重で差し込んだ所が曲がっちゃうので、タンクの前側はジャッキなどで支えます。


で、キャビンとの隙間をこのくらいにセット。

tank8 - 2

tank8 - 3


10センチくらいかな?まぁ適当に。


そしたら、さっきのクロスメンバーをタンクにボルトで仮止めします。

tank8 - 4


ネジはまだ締めません。あくまでも仮止め。


ちょっと見えにくですが、クロスメンバーの左側をフレームのフランジの上に入れます。

tank8 - 6


タンクが正規の位置に居ると、クロスメンバーがフレームのフランジを乗り越えられないので、ボルトは仮止め。
さらに、タンクを右側に少しズラしながら持ち上げると、フランジの上に入ります。


クロスメンバーの右側はこの位置にきます。

tank8 - 7


右側はフレームからお迎えが来ているので、そのまま上に持ち上げれば正規の位置に行きます。


タンクを持ち上げながら、クロスメンバーをフレームにボルトで止めます。
左は横からM8で1本。

tank8 - 11


右は前側からM8で1本。それぞれ手でねじ込んでから、工具で本締め。

tank8 - 8


クロスメンバーがフレームに止まったら、タンクとクロスメンバーを仮止めしてたボルトを本締めします。

tank8 - 10


タンクとキャビンの隙間は2センチくらいしかないので、上側は手探りでスパナを突っ込んで、周り止めしたうえで、下からボックスレンチで締込みました。



無事にタンクがフレームに乗っかりました!!

tank8 - 12


あとは、綺麗に洗浄したゲージを付けます。

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当然、ガスケットは耐ガソリンゴムで新品を作って、耐ガソリンシーラーを塗って、新品のネジで取り付けました。


最後にドレーンボルトを取り付けて、、、

tank9 - 2


ドレーンボルトのガスケットも、同じく新品の耐ガソリンゴム&シール剤で組み付け。
ちなみにこのドレーンボルト、欠品していて、前オーナーはネジピッチの合う、普通のボルト(!)にシール剤を塗りたくって埋めてありまし(;´Д`)

当然のように、滲んでいましたが、危ないのでやめてほしいですねぇ。
友人がスペアのドレーンボルトを快く譲ってくれたので、安心できる状態になりました!





つづく・・・

タンク内の洗浄が終わり、工場長の内部チェックが完了し、いよいよ組み立てに入ります。


泣き別れになっていた、上下を点付けで位置決めしながら仮止めしていきます。

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補強の当て板は一時外してあります。

tank3 - 1


全周仮付け完!

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さすがプロの仕事。切り口がズレることなく、全周点付け完了。


本溶接にはいります。

tank3 - 4

tank3 - 5


丁寧な仕事で歪みが出ることなく、無事に溶接されました。


化学の力で内部の仕上げに入ります。

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POR-15 メタルプレップで、内部の金属下地処理をします。

これは、いわゆるサビ取り液の機能にプラスして、コーティング剤の食い付きが良くなるように、多孔質の表面を作ります。

ようするに、錆を溶かして表面に微細な凸凹ができる表面処理剤です。


処理時間は指定があるので、時間ごとに順次タンクを回転させ、6面を処理します。
で、処理が終了したらお湯で内部を洗い流します。

tank4 - 2


お湯で洗うことによって、表面に多孔質処理がなされます。


お湯で洗い流したら、ヒーターで炙って内部の水気を完全に飛ばします。

tank4 - 4


水気を完全に飛ばしてないと、次のシーラーがちゃんと食いつかずに、剥がれてしまう可能性があるので、念入りに乾燥させます。


完全乾燥しましたら、、、、

tank4 - 3


POR-15タンクシーラーを投入!


タンクをぐるぐる回転させて、全周にシーラーを馴染ませます。
前処理のメタルプレップがきちんと行われていないと、シーラーが弾いてしまうことになります。

全周に十分シーラーを回したら、余分な液を排出して乾燥させます。
あぶると泡吹いちゃうので、ここは自然乾燥です。



数日後・・・

シーラーが乾燥したので、燃料を投入して機密チェックです。

tank4 - 5


燃料漏れなし!


工場長の最終チェックの後、出荷です。

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・・・・・ということで。

tank4 - 7


無事届きました!!



早速開梱して、塗装します。

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錆止めして、、、


tank5 - 3


ブラック塗って、、、、

tank5 - 1


タンクレストア完了です!!





タンク内部

Before

tank7 - 1



after

tank7 - 2



タンク外観

Before

tank6 - 1


after

tank6 - 2





つづく・・・