速報 ミュラーレポートの結論
昨日の私のブログ記事でお伝えした通りのスケジュールで司法長官バーによる記者会見とミュラーレポートの一部非開示版の公表がなされました。
ますは、バーの記者会見について解説します。
元記事はこちら
バーが記者会見で語った内容はバーが公表した4ページのミュラーレポートに関する所見と何ら変わりませんでした。
結論は以下の二点です。
①ロシア政府とトランプ選挙対策本部との共謀関係は見出されなかった。
②ミュラーはトランプの捜査に対する司法妨害についての司法判断を保留したが、バーとローゼンスタインはトランプが司法妨害を行った明白 な証拠がなかったと結論付けた。
この記者会見で新たに判明したことは、バーとローゼンスタインとの間に、ミュラーが用いたトランプによる司法妨害があったかどうかを判定する法理論の正当性について見解の相違があったということです。
こちらにバーの記者会見の様子を撮影した動画を貼りますが、後ろのローゼンスタイン(画面右の人物)の表情がこわばっており、バーとローゼンスタインとの間に見解の相違があり、ローゼンスタインがそのことに不満を持っていることがうかがえます。
次に、ミュラーレポートに書かれた2016年大統領選挙へのロシアの関わりとトランプ選挙対策本部との共謀関係について解説します。
元記事はこちらです。
ミュラーはレポートの中で、ロシア政府はトランプ候補を勝たせようと大統領選挙に干渉したが、トランプ選挙対策本部はロシア政府と共謀することはなかったと結論付けています。
ただし、告発するまでには至らないが、多くのトランプに近い人物とロシア政府との繋がりが見出されたことは述べています。
さらに、ロシア政府の軍関係者が民主党本部とヒラリー選挙対策本部をハッキングしていたと結論付けています。
これより私見になりますが、噂話として、ヒラリーがリビアのカダフィ大佐暗殺を指揮していて、カダフィ大佐から奪った膨大な資産をIS設立資金に充てたことやロスアトムによるウラニウムワン買収に便宜を図って多額の賄賂を受け取るとともに、ロスアトムからイランにウランや核開発技術が渡るのを許したという話が流れています。
このようなばれるとヒラリーが死刑になってもおかしくない情報を、ロシアはヒラリーの私的eメールサーバで受発信したeメールを逐一ハッキングしてその証拠を握っているということです。
で、そういう情報を少しずつリークしてクリントン夫妻を脅迫しているのです。
こういうわけで、民主党サイドもロシア政府とトランプサイドとの共謀関係にあまり深く踏み込むことができず、ミュラーも奥歯にものがはさまったような言い方しかできなかったということです。
明日は英国MI6の元長官とCIAの大物スパイがトランプの追い落とし工作に深く関わっていたという暴露記事を紹介しますが、こういった暴露記事が表沙汰になる一方で、プーチン率いるKGBの米国大統領選挙への干渉工作については、米国の諜報機関は上記の程度しか明らかにできていないのです。
軍事面でも諜報活動面でも、地球同盟の主力ロシアと中国に対するカバールディープステートの主力米国の敗北は決定的になってきているのです。
最後に、ミュラーレポートに書かれているトランプ大統領の司法妨害に対する見解について解説します。
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結論は、ミュラーはトランプが司法妨害を行ったと法的に明白に断定できなかったが、完全にシロだとも結論付けることができなかったということです。
昨日の私のブログ記事で紹介しましたが、FBI長官ジェームズ・コミ―が解任する前になされたトランプ大統領とコミ―とのやりとり、トランプ大統領がジェフ・セッションズ司法長官にかけたプレッシャー、トランプタワーでのロシアの弁護士とトランプジュニアらの会談などがレポートで取りざたされていました。
これより私見になりますが、ロシアサイドからのクリントン夫妻への脅迫が効いていて、ミュラーも深くは踏み込めなかったということでしょう。
以上、ミュラーレポートに関する報告でした。