iStock-491115338_  アメリカのトランプ政権は、メキシコを経由してアメリカに | ネロリのSea Side Story 〜煌めきの中へ〜

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転載元 人身売買業者が関与。誘拐された子供を利用しアメリカへ不法移民を入国させる手口が明かされる

 

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 アメリカのトランプ政権は、メキシコを経由してアメリカに入ってくる不法移民入国問題に対し徹底抗戦の構えを見せている。

 中米グアテマラから移民集団「キャラバン」がメキシコ経由で米国に向かっていることを指摘し、もしメキシコがそれを止めないなら国境を閉鎖することになると警告した。

 アメリカ合衆国国土安全保障長官、キルステン・ニールセンは、不法移民の入国には人身売買業者が関与していると発言した。

 誘拐した子供を用意し、その家族であると嘘をつき、不法移民を子供と一緒にメキシコからアメリカへと入国させるという驚くべき手口を使っているという。これは入国管理法の弱点を突いたものだ。

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アメリカ入国管理法の抜け穴

 この手口は現在のアメリカにおける入国管理法の抜け穴をうまく利用したものだ。

 アメリカに入国しようと目論む者は、人身売買業者が誘拐した子供を紹介され、一緒に入国し、家族であると嘘をつく。

 じつは現在の入管法は、家族連れに対して寛容な措置を定めており、しばらくすると釈放され、晴れてアメリカに入国できてしまうのである。

 これについて、ニールセン長官は次のように話している。
 

人身売買業者は、これまでなかったほど活発に子供を利用して入国する方法を宣伝している。私たちは、ここ数ヶ月でいわるゆる「児童リサイクルの円環」を壊してきた。つまり、子供を誘拐し、それを国境越えを狙う大人に家族と偽らせるために引き渡す手口のことだ。

アメリカでは現在、家族連れだと20日間しか拘留できない。まんまと入国を果たしてしまえば、業者に子供を返却し、その子はまた別の偽りの家族に引き渡される。


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istockによる写真

 

子供が危険にさらされる現状を改善する必要性

 入管法の欠陥のせいで、こうした手口が可能になっているとニールセン長官は話し、改善を訴える。
 

これは党派とは関係がないことだ。我々は団結して、この危機に取りくみ、子供が危険にさらされる移民の流れを断ち切らねばならない。親が子供をこんな危険な旅に送り出し、繰り返し搾取されることを可能にしてしまうシステムは、完全に壊れている。


 2019年2月、国土安全保障省の当局は7万5000人の移民を逮捕あるいは遭遇したという。これは過去10年で最大の数で、続く3月には10万人に届くのではと予測されていた。
 
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pixabayによる写真


 ニールセン長官は、国土安全保障省が拘留している子供に対しても言及する。

 その人数は4700人ほどで、大半は家族と一緒に拘留されている。しかし1200人は同伴者のいない外国人で、その多くは、国境を越えるための長旅のせいで病気にかかっているという。

 だが、特に懸念されることは、国土安全保障省でも、保健福祉省でも、こうした子供たちを宿泊させる施設が不足しているのである。

 施設、人員、支援が欠如しているにもかかわらず、移民の流入が増え続けている現状について、ニールセン長官は、「入国管理システムが崩壊する様をリアルタイムで目撃している」と評し、こうした状況を改善するために法の改正を議会に訴えている。


Kirstjen Nielsenが、トランプの広域危機への計画を
ヒロヒングで書いた/ parumoで編集した