純金のメガネは重たいな
転載元 サイババが帰って来るよ さん
ほとんどの病気は、簡素な生き方、軽い運動、そして舌を英知によってコントロールすることによって防ぐことが出来ます。
あなた達は、長生きしてこれからこのアヴァターが執り行う、様々な奇跡や出来事の目撃者になりなさい。SSSvol11p151
ポニョ:以前の記事で、汗臭いヨーギが空を飛んで寺院に行くって想像したら面白かったな。でも、苦行をしたヨーギが空を飛べるんやから、神の化身であるババさんにとっては簡単な事なんやろな。
ヨシオ:ババにとってはそういう神の力は、デモンストレーションのためにはされないから、普段は外に現されないな。その前にちょっとええかな。ポニョが昨日から汗臭いと言ってヨーギの事を馬鹿にしているけど、ヨーギだって沐浴したりしてるんやで。ヨーギは五つの方法で肉体を浄化するんや。一つは俺たちがやっているような水浴びやシャワーで体を浄化する方法、二つ目は泥を身体に塗りたくったり、砂に体を埋めたりして浄化する方法、三番目は灰を塗りたくったり、灰をかぶったりして浄化する方法、四番目は風通しの良いところに立って風に吹かれながら体を清める方法、五番目は火の近くにいて炎によって清める方法があって、実は彼らの肉体は不潔じゃないんや。
ポニョ:そうなんや。でも、一見汗臭そうやけどな。話は元に戻るけれど、ババは、若い時はその力を使って、その頃の帰依者たちと子供のように遊んでおられたよな。たくさん奇跡が見れたんや。
ヴィブティを生み出すことは、神の栄光のほんの一部にすぎませんが、私はほんのわずかしか顕さないようにしているのです。
~人々に注目されようとして奇跡を見せびらかすことは、私の本性ではありません。
私は何の目的もなく、ただ喜びを分け与えるのです。
私が不思議な御業を楽しんでいるのはその為なのです。真善美p,152
ヨシオ:隠れんぼをする時に、皆の前からフッといなくなって、木のてっぺんに現れたかと思うと、次の瞬間には皆の前に出て来るし、ある時なんかは二箇所に同時に現れられたこともあるよな。
ポニョ:そんな超能力を持っている子供と隠れんぼなんか出来ないぜよ。そういや、星やんも願望成就の木が生えている丘の上で、地元の子供が星やんに何か欲しいものがあったら言ってごらん、どんな果物でも出してあげるよ、とババの真似をして言った時に、この坊主はサイババさんの子供の頃の真似をしているつもりなんやろうけれど、生意気や。ちょっと懲らしめてやろうと持って、その時期、インドにはもちろん売って無い、日本の平べったい柿を出してみろや。と言ってその子供にチャレンジしたんやったな。すると子供は、手から日本で売っているような柿を出して、星やんにくれたんや。
ヨシオ:その時、めちゃ驚いて頭が混乱してしまい、どんな反応をしたかよく覚えていないって言ってたな。ババはどんな奇跡でも出来るけれど只の奇跡の人とは違うんや。
ポニョ:奇跡はババにとって自然な事で只の神の神聖さを人々に気づかす名刺代わりだと言っておられるもんな。
私はどんな難しい問題も解決する能力を持っていますが、それをあたかも持っていない振りをしているだけなのに、それを見て私が単に奇跡を行う人で、それ以上の存在ではないと見るのは大変愚かなことです。SSIB1974c32
ヨシオ:その奇跡の名刺をもらった人はラッキーやな。星やんのように。
ポニョ:そら誰でも驚くよな。だって、その旅が初めてやったんやろプッタパルティに行ったんは。それで、車の車中であと五十年ぐらい早く来ていたら、ババの子供の頃に会えていろんな奇跡が楽しめるのにな。特に、あの願望成就の木から果物を出されるところを見たかったな。なんて言ってたんやろ。それで、その願望成就の木が生えている丘の麓まで行くと、村の子供がやって来て、木のところまで案内するよって言われて着いて行ったんや。するとそこにはババの事を祀ってある小さな祠があって、その子供は星やんに先ず最初にここで挨拶しなさいと言ったんやろ。それで、星やんが軽く祠に向かって頭を下げると、いやそんなことではダメだ。五体投地をしなさいって言ったんや。仕方なく五体投地をすると、子供は心から神様に帰依しなさいと言ったんやったな。
星やんが五体投地をした願望成就の木がある祠の前です
ヨシオ:確か、そうやった。すると子供はそんなのを帰依とは言わないのだ。心から神に向かって祈るのだ。とか言って星やんの頭を地面に押さえつけたんや。星やんはババのお姿をよく見るために、メガネを日本から出発する前に新調していたので、メガネが地面に押さえつけられて壊れるんじゃないかと気が気じゃなかったと言っていたな。すると、子供はそんなのを帰依とは言わないのだ、もっともっと強く神のことを思え!とか言って思いっきり強く頭を上から押さえて顔を地面にゴリゴリと押し付けるので、新品のメガネのフレームは曲がるし、顔は岩に押し付けられて痛いし、星やんはもう堪忍袋の尾が切れて、「何をしてくれるんや。ええ加減にさらせ、このガキ!」と言おうとして押さえつけていた子供の手を払いのけると、子供は「それくらいで良いだろう。」とか言って「君は何の果物がお望みですか?」と聞いたんやったな。
ポニョ:そこで、日本の柿を子供が出したのでめちゃ驚いたやろな。
ヨシオ:その後、子供はその丘から飛び降りるように下って行ってあっという間にいなくなったって言ってたな。
ポニョ:でも、しばらくしてやっと、その子供がババの子供の時の姿だと気付いて、柿を頬張りながら大声でわんわん泣いたって言ってたな。そのあと星やんはインタビューをもらえたんやったな。
ヨシオ:インタビュールームでサイババさんは「君、良いメガネをしてるね。」と言ってメガネに少し指を触れられたんや。星やんは、そのあと目眩がするようになったんやけれど、多分新調したメガネが合わないので目眩がするのかなと思ったんや。それにフレームも曲がったのでで、ついでに直してもらおうと日本に戻ってからメガネ屋に行くと、店員の兄ちゃんが一度、店の奥に行ったあと戻って来て「お客さん、このメガネはうちで売ったのとは違いますな。金色の軽合金の同じ形のフレームはうちでも扱っていますけれど、これは純金で出来たフレームですな。こんな高価なメガネをかけたら誰でも重たくて目眩しますよ。お客さん、お金はもっと賢く使わないと行けませんな。」と言ったんや。
ポニョ:そうやったな。面白い奇跡やったな。その話は何度も聞かされたけれど、いつ聞いても面白かったぜよ。そのメガネは結局重た過ぎて使えなかったんやろ。ずっと大事にしまっているって言ってたよな。
多くの人々は、スワミが指輪、腕時計などを物質化しているが、それには何か現世的な意味があると解釈している。しかし、それは大きな間違いである。そのように解釈してはいけません。それらのものは、明るい理想的な未来に上るための梯子としてあるのです。あなたがその神聖なものを保持している以上、高貴な思いのみが心に浮かぶようにすべきなのです。16/6/96
ヨシオ:ババさんも、なんでも金に変えたら人は喜ぶとでも思っておられるんやろか。この件については、えらい迷惑やったな。
ポニョ:イエローカードや。次にこんないたずらをしたら、神様でも退場させやないかん。でも、その純金のメガネは将来なんかの役に立つのかもしれんな。ババは絶対無駄な事や、意味の無い事をされないから。それより、あんたは星やんからその柿をもらったんやろ。
ヨシオ:これは、僕の一番大事な宝なんですとか言って、冷蔵庫から半分に切った柿をくれたな。俺は一口で食べてしまったけれど、甘い汁が口中に拡がってジューシーな美味しい柿やった。
ポニョ:そんな大事な柿を一口で食べるなよ。
ヨシオ:星やんはババの事を思い出したい時に、ちょっとずつ切って食べるんですって後で言ってたな。でも、もうその頃には全ての柿は俺の胃の中に入ってしまってたな。ちょっと、遅かった。後の祭りや。その時は星やんがそんなふうにしてちょびちょび食べているのを知らなかったんや。
ポニョ:星やんは恨めしそうに見てたんやろな。
ヨシオ:そうかもしれんな。今思い返せばそんな感じやった。でも、あいつはAB型やからあっさりしてるんや。その時は、あっと言って俺の口元を見てたけれど、すぐに諦めた顔をしてたな。
ポニョ:まさか、大事な柿を一口で食べるなんて思っていなかったんやろ。罪作りなお方やなあんたは。
ヨシオ:俺は、何も考えずに一口で食べてしまったんやけど、別に悪気は無かったんや。いつも通りしただけなんやけどな。柿は所詮柿やろ。木になっている柿もババが手から物質化された柿も一緒やないか。どちらも俺から見たら奇跡や。こんなに甘くて美味しい物が、その辺の木の枝にぶら下がっていること自体が奇跡やと思えへんか?
それを見ただけで、この世は神様が創造された愛の世界やって分かるやろ。先日、俺は子供達が住んでいる家の周りを嫁さんと二人で散歩に行ったんや。そこは、一周七キロ程の湖の周りにある遊歩道があって、ゆっくり歩いたら二時間近くかかるんや。
ちょうど夕方で夕陽が木漏れ日となって、湖の周りにあるユーカリの雑木林から差し込んでいたんや。湖には黒鳥や鴨などの水鳥が何百羽も羽を休めていて、空を見るとペリカンの家族が六羽程、群れをなして優雅に大きな羽をゆっくりと動かして飛んでいたんや。
遊歩道は緑のトンネルのようなところに差し掛かっていて、前から歩いて来る人とすれ違うと、お互いにっこりと笑って挨拶するんや。
俺は、嫁さんにこう言ったんや。「ここはまるで天国やな。愛の世界や。木々の間から差し込んで来る一条の光はまるで、天国から差し込んで来た神様の後光のようや。俺たちは何て素晴らしい世界に生きているんやろうか。俺が今見ている全てのものは神さんが顕現したものって分かるよな。湖に浮かぶ鳥や木々や虫たちの中に神様が見える。
愛に溢れた神様を感じることが出来てとても嬉しいな。本当に素晴らしい景色や。俺は、この景色を見るためにだけに生まれ変わっても後悔しないと思う」って。
日常生活のほとんどすべてのものが、神を指し示しています。
サトウキビの甘さ、唐辛子の辛さ、タマリンドの酸っぱさ、ニームの苦さなどは、すべて神の存在を示すものです。
空の星、太陽の明るさ、月の涼しさ、寄せては返す海の波の動きなどもまた、神の原理を指し示しています。
それらはどれも、神そのものを直接に見せてくれるものではありませんが、神の原理が存在することを示す証拠となるものです。23/11/2000
神は、人間に内在しているのと同じように、昆虫、鳥、動物にも内在者として存在しています。
「今、神はどこにいるのだろう?」と問えば、神はあなたの内にも存在するという答えが、自然に得られるでしょう。9/10/05