11月11日世界中に不思議な揺れが20分間広がる・科学者も説明不能
Weird seismic event which shook the world for 20 minutes baffles experts
転載元 https://ameblo.jp/wake-up-japan/entry-12423198143.html
11月 11日【RT】
11月11日、地球全体が約20分程揺れたが、それを感じた人は誰もいなかった。
その揺れが起きたことはわかってはいるが、その揺れが一体何だったのか、いまだに不明のままである。
標準時9:30頃、アフリカ南島部沿岸のマダガスカル島近くに位置するマヨット島から15マイル(約24km)の地点でその揺れが始まった。
今回の地震波は遠くはチリやニュージーランド、カナダまで広がり、最終的には約11,000マイル(17700 km)離れたハワイまで到達していた。
地震に強い関心を持つ@matarikipaxが、この特異な活動に関する画像をTwitter上に投稿している。
「今までで最も不思議で異常な地震波信号。ケニアのキリマンボゴでの記録。
...#earthquake
https://twitter.com/matarikipax/status/1061590953876582402?ref_src=twsrc%5Etfw
****** Pax(@matarikipax)」
コロンビア大学の地震学者Göran Ekströmはナショナルジオグラフィックのインタビューに対し、次のように述べている。
「こんなこと、これまでに見たことがないと思います」
「その原因がそれほど珍しいものであるという意味ではありませんが」
普通の地震は短命で、突然起きたその振動は普通は数秒で弱まり、その後の余震はずっと長く続くことがある。そのような標準的な地震のシフトには三種類の波が作り出される。地震は通常、最初に速く移動する信号である第一波のP波で始まり、次に振動数が比較的高めの第二波、S派が続く。
そして十分な規模の地震の場合には世界を何周もする、長時間で表面的な波が第三波が起こる場合がある。今回、マヨッテ付近を震源地とする不思議な信号はこの第三の波に最もよく似ているものの、観測されたような低周波を引き起こした可能性がある地震は記録されていないのだ。
サザンプトン大学の地震学者Stephen Hicks:
「これは地鳴りというよりもソナー音の一種に近いといえます」
しかしマヨッテでの出来事は、びっくりするほど単調で低周波の信号を引き起こしており、さらに科学者を当惑させている。この波は単色信号で約17秒で繰り返しており、標準的な地震から引き起こされる「うるさい」波と完全に異なっているのである。
This is the recording of the ~09:30 UTC Southern Indian Ocean event from Kilima Mbogo, Kenya. The signal has had a highpass filter applied to it at 0.01 Hz, 0.05 Hz, 0.1 Hz & 0.2 Hz respectively. As can be seen the signal is very low frequency @stevenjgibbons @ALomaxNetpic.twitter.com/UnAYW4mf1q
— Jamie Gurney (@UKEQ_Bulletin) 2018年11月11日
— Anthony Lomax 🌍🇪🇺 (@ALomaxNet)
https://twitter.com/ALomaxNet/status/1061637338709790721?ref_src=twsrc%5Etfw
グラスゴー大学のHelen Robinsonによるナショナルジオグラフィックでの発言:
「これはあまりにもきれいなんですよ。自然とは思えないほど完璧です」
今回の出来事の原因として、ほとんどの仮説は前の5月15日のM5.8地震からのマヨッテ周辺を揺るがしている群発性地震を示すものになっている(今回の不可解な共鳴の発生地点の東、約31マイル沖合のこの地点で、数百件の地震が観測されている)。
しかし最近はこの付近で地震は観測されておらず、ここ数か月は地震活動の頻度も低下していた。この不思議な現象に対しては、今後も困惑を隠せない科学者らがさらに追及するであろう。
現在考えられている仮説では、約1マイル四方のマグマだまりがマヨット島の表面下を通って逸れており、半水生のマグマだまりの崩壊の原因となっているのではないか、というものである。
もう一つの仮説では、一般的な地震よりも静かで、数分から数時間、数日持続する「ゆっくり地震」が今回の奇妙な信号の背後にあるのではないかというものだ。
また、イギリスの地震速報を担当するJamie Gurneyに、上記ツイッターの@matarikipaxが接触を行った際のGurney氏の返答は次のとおりである。
「まず最初に考えられるのは、おそらくはインド洋上空のケニア・タンザニア沿岸あたりで隕石が空中で破裂したような出来事です」
11日のお昼頃には、この世界中が鳴り響いた現象の原因は海中の非常に深い位置(約3,000mの深さ)での水蒸気爆発ではないかという仮説が集まってきていた。
(翻訳終了)
【参考】https://www.rt.com/news/445171-weird-seismic-activity-mystery/
https://bigthink.com/surprising-science/mystery-seismic-wave