風景
ご近所の挨拶
子供らの雄叫び
自転車のブレーキ
車のクラクション
夕暮れ時のカラス
早朝のバイク
私が生まれ育った田舎町にも
通勤電車に揺られた都会にも
今を生きる伊豆ライフにも
この風景は
私の人生の一部として
いつもそこにある
そんな当たり前のことだからと
人は
取るに足らないことと
思うだろうか
朝焼けのオレンジ色の空が
私は好き
水平線からポッカリ浮かぶ
三角の形をした利島も
銀色に輝く朝の海も
金色に染まる夕暮れの山々も
私の心の中は
何かでいっぱいになって
涙になって溢れてくる
そんな風に
私を幸せにするモノは
たくさん沢山あるけれど
もしも私が
たった一人ぽっちになった時
本当に欲しいものは何だろう…
夕暮れ時…
いつもと変わらない風景のなか
子供らの可愛い声が
愛おしくなる
iPhoneからの投稿