本日の啄木は、1に2に3も人たれ | 労人社のブログ

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戦中日記(続労人社だより)230206号

「本日の啄木は、1に2に3も人たれ」

🌏新聞紙はほぼ全ページが、現代人の品性の劣化、腐食化でいっぱいだ。ただ、人間性の劣化にも2通りあり、3面記事には載らない政治家や官僚どもの劣化は、マルクスが(不生産的労働者)として一括りした階層人口数の増加、露見行為の日常化による物と、一方で貧困、雇用問題など現在の経済社会の行き詰まりに起因する事件事象に分かれる。啄木をことしのマイブームにしようとするぼくは、かれが書いた(時代閉塞の現状)を思い浮かべることになる。

🌎でも、今日の啄木の言葉は「たれぞ我に/ピストルにても撃てよかし/伊藤のごとく死にてみせなん」という一握の砂の中の短歌。もう一つは、ローマ字日記に記した「詩人は第一にも第二にも第三にも(人)でなければならない」。おんば日傘で詩が創れる白秋と違い、詩短歌にしか才能のない啄木は、生活のための仕事に追われることに疲れてしまった。貧しさは生活の苦しさだけでなく、人を詩人ではなくする。

🌍ルフィらがニホンに強制送還され、一連の強盗殺人の捜査がはじまる。それにより、組織的な詐欺-殺人までの真相が明らかになることはあるまい。なぜなら、この事件は(時代閉塞の現状)に陥り、財政破綻か戦争以外の選択肢を見出せない今のニホン社会が産み出す禍々しい詐欺-殺人事件の一例でしかない。

🌤この国の入り口にはあほシンゾウの像がたち、右にHPに悪魔の系図を載せる世襲政治家(不生産的労働者)が、左?に金儲けのためなら犯罪行為をも厭わぬ非雇用労働者が控える。すでに、国政地方選への出馬表明は、国庫の中の税金を狙った収賄犯罪への決意表明でしかない。在任中の議員、官僚どもの通信簿を第三者が採点すれば(赤点)となることは間違いない。すでに、代議、代理という立場を失った時点で終わっている。確率的には抽選方式の方が選良確保になる。

☀️さて、ことの本質は、詐欺強盗殺人事件の入り口が(儲かる仕事があるよ)という、囁きにあるという点である。ニホンの子どもたちは誕生の時に数100万の借金を咥えて産まれてくる。よく学べばさらに借金は増えて、よく遊ぶ暇もない。借金を抱えた非正規労働者も(じっと手をみた)結果が、受け子、出し子、実行部隊であり、高額報酬に違い監獄行きという報酬である。これが、軍事増税と低賃金で、さらに資本蓄積を狙うニホン社会の雇用状況であろう。

🌥資本制生産システムがすでに機能を果たせず、限界に達したことは啄木が生きた100年もむかしから指摘されている。幸平ら善意の評論家の(資本論を読みましょう!)は、その繰り返しであり、岸田の(新しい資本主義)策自体、国、資本の側からのギブアップのサインでもある。ただ、こうした歴史の歯車を逆に回そうとしている輩がたくさんいる。不生産的労働者だ。政治家、法律家、金利生活者、軍隊、評論家等々。

⛅️啄木が詠んだ(伊藤のごとく)は、安重根に狙撃された伊藤博文であり、政治家、侵略者など不生産的労働者の代表であった。ここに来て、新しい問題が出てきた。成田悠輔というタコが団塊の世代を含めた老人たちを(不生産的労働者)に指定したのだ。ルフィと同じ陣営の狙撃手足らんと手を上げた。沖縄戦の牛島満のごとく総員自決を強要してもニホンの(時代閉塞の現状)を打破できない。唯一の手段は、あほシンゾウの像を入口門から引きずり下ろすだけだろう。おそらく、啄木の決意もそこにあったにちがいない。