ゆずを連れて
やってきました！
東京大学付属動物医療センター
東大キャンパスにあります。
一般の患者は受け付けず
紹介状がないと行けません。
建物は古いけれど
中身はスゴイです。
朝9時半の予約で
主治医の紹介状
（カルテや電子データ）を提出し、
30分ほどで
診察室に呼ばれました。
ドクターと
インターンの2人体制です。
問診は時間をかけて
詳細を記録していました。
優しい先生達で
ゆずのことを
かわいくて、いい子ですねと
誉めてくれました。
紹介状には
飼い猫ではなく、
保護した野良猫だと
書かれていましたが、
わけ隔てなく、
丁寧に扱ってくれました。
その後は
ゆずをお預けして、
様々な検査を受けました。
血液検査
エコー
レントゲン
バリウムなど
途中、
ゆずの悲鳴が
聞こえました。
3時間後、
呼ばれました。
下はバリウムの写真です。
右の白い▽が肛門の出口
そこにつながる
白い細い線が肛門
異常に狭いです。
白い大きな塊が直腸です。
肛門狭窄で排便ができず、
常に腸に便が堆積し、
巨大結腸症になっているようです。
肛門狭窄の原因は
交通事故やケンカなどの
外傷ということもありますが、
ゆずの場合は
それらしき痕跡がないので、
先天的な鎖肛らしいです。
（完全に塞がっていない軽度のもの）
肛門はとても狭く
綿棒がようやく通るくらいで
ガチガチに固いです。
直腸検査の際
出血したそうです。
（悲鳴はその時か？）
症状はわかりました。
さて、治療方針は？
こうすれば完治するという
単純な話ではありませんでした。
つづく
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