とうとうこの日の出来事を語らなければならない時が来た。

この日、起こったことは、時折思い返す。

なんとも悔しく、忌まわしく、思い出深い。

 

しかし、とうとうブログに書かなくてはならない。

なぜなら、もうそろそろ1年を経とうとしているからだ。

 

こういうチーム活動の報告ブログとしては1年は長い。長すぎる。

ということで、重い腰をあげて筆を取ることとした。

 

実際のところ、ただ単にさぼっていただけだろ、というツッコミもあるだろう。

それはそれで図星かもしれない。かもね、かもね、かもしれない運転。

さぼる、というのは人聞きが悪い。

そんなことを考えていたら、神保町「さぼうる」のナポリタンが食べたくなった。

近いうちに食べに行こう。

 

さて、東日本マスターズ大会の話をしようじゃないか。

毎年恒例のマスターズ大会。

21年大会は優勝した練馬クラブビヨンド。

 

詳しくは過去のブログを参照してほしい。↓

2021/9/20 【ビヨンド】2021東日本マスターズラグビー大会@駒沢 | 練馬の熱い男たちが集うラグビーチームのブログ (ameblo.jp)

 

今回も優勝して連覇としゃれこみたい。

意気揚々と集まった練馬クラブビヨンドの面々。

しかし、台風14号の接近により大雨。

 

テントとブルーシートで雨をしのぐ

もうぐちょぐちょ

 

大雨警報も出ている。

ラグビーは全天候型スポーツだ、と叩き込まれた世代のおっちゃん達が集まる大会である。

こんな雨の中でも、11チームが参加。

スタッフ・レフリー含めて、200名超はこの駒沢のグランドに集まっているのだ。

 

主催の関東協会が、各チームキャプテンを集めて代表者会議を行う。

実施か中止かの二択だろう。

誰しもそう思った。

 

しかし、協会からの案は驚愕の二択だった。

このままやるか、雨が収まる30分後にやるか。

というやるかやらないかではなく、やるか少し遅くやるかの二択だった。

そう、返事はYESかはい、なのである。

 

私も含め、唖然とするキャプテンたちの中で、不惑キャプテンのいかつい顔した鈴木先生が

「どっちにしろやるんだったら、今やりましょうよ」

と若干怒気をはらんで、林先生ばりの「今でしょ」発言をしたことを受け、もうすでにびしょびしょだし、

いまから帰ってもすることないおじさんラガー達は元来のM気質を発揮し、それに同意。

 

無事大会は実施されることとなった。

 

チームに戻り実施を告げる。

お約束のように横内などが「えーやるの」と一見やる気なさげな対応をすることは想定内である。

実施が決まったからには、目標は「連覇」

 

雨の関係で試合時間は12分から10分に短縮。

この短期決戦では、いかに先制するか。が勝負である。

 

「ねりま、ゴ~!!」 マコ笑ってます。

 

 

第一試合は、市川コスモス。

ビヨンド若手の松田が躍動。

ラインアウトは全く上がってません。

川股のトライ。

黒木の先制トライ、川股のトライで

12対0で勝利。

 

第二試合は世田谷クラブ

雨が激しい時間帯

 

8→9

この日、練クラデビュー惣坊さんのディフェンス。

お互い譲らず

0対0 引き分け

 

 

第三試合 フェニックス

山口さんの横走り

 

右WTBに入った前田弟が相手ミスキックをキャッチしてから突破してトライ

7-0で勝利。

 

第四試合 ぜんかいビアーズ

マコの突進

ビヨンド最若手。捧の突進。

 

牧野が抜ける

 

快勝して

26-0

 

ということで、3勝1分。

4戦全勝の不惑倶楽部との決勝戦に臨む。

勝てば優勝。引き分けでもダメ。絶対に勝つ。

 

第五試合 不惑倶楽部

勝田がキック。

川股の顔突進

 

均衡状態の中、勝田がセットプレイでブラインドへキック。

松田が快速を生かし、インゴールに転がるボールを押さえる。

価千金の先制点。

セブンス代表などを助っ人で呼んでいる不惑の攻撃をしのぎつつ、

時間は刻一刻と過ぎていく。

 

PGの機会もあったが、残念ながら外す。

あとがない不惑はなんとか攻めたい。

練馬は守れば勝ちだ。

 

もうさすがに10分すぎているであろう時間帯で、練馬はペナルティを獲得した。

 

蹴りだせば勝ちだ。

SO勝田がボールを持った。

 

「ちょんげりして蹴り出そう!」と声をかけたその矢先に、

勝田はなぜかそのままダイレクトでタッチキックを蹴ってしまった。

 

試合は継続し、敵陣22付近でマイボールラインアウト。

え、ちょっとちょっと、ほんとだったらノーサイドだよ。

と戸惑いながら、ジャンパーへ向かう。

 

スローワー篭原さんから2直のサイン。

取れずに、不惑側にボールが転がる。

 

そこから不惑はひたすらの攻め。

練馬はペナルティなどもあり、最終的にトライを喫する。

 

コンバージョンは外れて5-5の同点でノーサイド。

 

勝率で不惑が勝り、無念の準優勝となった。

 

勝負にたらればは禁物だが、今回ばかしは言いたい。

あの時、ああしてれば。ああ無情。

 

 

 

ここで、トップページの写真を見返してみたい。

 

おわかりだろうか。ひとり土下座をしている男を。

 

今回の収穫は、若手の松田、捧あたりのビヨンド定着と、

48才でラグビー始めた吉川が本格試合デビューしたこと。

 

終わったら、ちっちゃなことは気にせずに飲み会へ。

ここから長ーい反省会が、、

 

小倉(偽)兄弟。もはやカオス。見せられない写真多数。

 

この店で4時間くらい過ごし、いったん解散。

 

しかし、物足りない面々が、、

ということで、深夜まで富士見台てんてんへ。

 

毎年、色々あるマスターズ大会。

 

やはり、今回はなんといってもこの男が主役でしょう。

 

責任を感じて土下座までした勝田代表だ。

 

もちろん夜中まで痛飲した勝田君。

翌日の職場では、同僚のOLとこんなやり取りがあったに違いない。

 

OL「どうしました? 勝田さん、元気なさそうですね。」

勝田「いや、すいません。ちょっと二日酔いで」

OL「あら、景気いいですね。楽しかったんですか?」

勝田「はい、ラグビー仲間と飲んでて楽しかったんですが、ちょっと反省もあって飲みすぎちゃって」

OL「へえ、完璧そうな勝田さんが反省だなんて何があったんですか?」

勝田「えっと、大事なところであわてて外に出しちゃって・・」

OL「まあ、なんて話でしょう、勝田さんたらエッチね」

勝田「あ、そういうことじゃなくて、チョンってしてから出さなきゃいけなかったのに。頭が真っ白で。。」

OL「じゃあ、あたしにチョンってしてから出してくれたらいいじゃない」

勝田「い、いいんですか??ああ、頭も他も真っ白です~!!」

OL「あー、ゆずるさーん」

 

はい、楽しかったですね。

 

ということでノーサイド