外傷性のCPA(心肺停止)の場合 | 練馬ではたらく社長のアメブロ

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今回の秋葉原通り魔事件に関して、AED使用についての補足をさせて頂きます。

私が先日書いた記事では、あくまでもAEDを使用するシチュエーションだけに特化した記事

で御座いましたので、

外傷による活動性出血がある場合には、どう対処すべきか?につきましてを

AED-Japanプロジェクト の教育担当者よりのアドバイスを参考に今日は記述させて頂きます。


以下、今回のアキバ事件に限った場合ではなく、

「外傷性のCPA(心肺停止)の場合」についてコメントさせて頂きます。


まず、何よりも大切な基本事項は、今回の事件でもニュース報告がありました通り、

感染防止具を使わずに救命を行った方への感染のニ次被害が心配されています!!

外傷に限らず出血や嘔吐がある場合、感染防止具がなければ救助に出るべきではないのです!!

まずはこれが救命を行うべきかの最初の判断事項です。

だから、私も含め、当プロジェクトのメンバーは感染防止具を携帯してる訳です。


それからですが、感染防止の他、その患者を救命するにあたり、

自らの身の回りが「安全な環境」であるか?これもとても重要なコトです!!

例えば、その患者を救命してる最中に、建物の崩壊の危険とか・・・

火災の延焼で逃げ遅れる可能性があるとか・・・ナドナド

つまり、救命することで、救命する人が命の危険にさらされる可能性がある場合、

救命を諦める決意を選択しなくてはなりません。

一つの命を救う為に、二つの命が危険にさらされては救命の意図が失われます。


最も重要なコトなので、最初に記述しました。


外傷性のCPA(心肺停止)の場合、AEDは最終手段になるものの、
決して、AEDが有効ではないです。
このような多数傷病者の場合に、トリアージというものが行われ、
外傷の場合は、死亡と確認されるような場合は、黒というタッグになり、

搬送優先順位は最も低くなります。従って、蘇生は行いません。

優先すべきことは、生きている人の応急手当となるのです。
活動性出血がある場合は、それの圧迫止血が優先であり、
心肺停止と判断される場合は、それ以上、何も出来ないのが外傷の基本です。


AEDがあったとしても、決して救命率が高いシチュエーションではないのです;;
もちろん、可能性としてなくてはならないモノです。
ただ、トリアージの規定に則れば・・・優先順位が最も低いことにもなります。


AEDが普及されているとすれば、そのAEDと一緒にこのような感染防止具が
手に入る可能性があった訳です。

今回のケースでは、AEDがもっと設置されていれば、感染防止具も直ぐに手に入ったことでしょう。

AEDが設置されている場合、必ずこのような感染防止具一式(救命マスクや手袋とか)

も一緒に用意されているはずです。


先日の記事においては、AEDそのものを使用するシチュエーションだけを想定した記事でしたので

「外傷性のCPA(心肺停止)の場合」につきましてコメントさせて頂きました。


なお、このような専門的な知識は世間にはまだ啓蒙されていないのが現実ではあります。

今回の感染のニ次被害も防げた事と思います。


これからも、私達は専門スタッフを通じ、これらの啓蒙活動と教育カリキュラムの普及を

頑張りたいと思っています。



※以下CMはAED-Japanプロジェクトとは一切関係御座いません。↓

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