四爪鉄錨(金毘羅宮) | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

金毘羅宮境内。

以前ご紹介した「殉職船員の碑」の

そばに据えられている錨です。

「殉職船員の碑」の記事は↓こちら。

 

 

爪が4つある鉄の錨を「四爪鉄錨(四爪錨)」と言うそうで、

江戸時代の北前船でも使われていたようです。

 

この錨が北前船で使われていたものかどうかは

確認できておりませんが、

全国各地に残されている北前船の四爪鉄錨に

よく似ている気がします。

 

なお、今は「錨」の字を当てますが、

昔は「碇」と書いていたそうです。

「碇シンジ」の「碇」ですね。

「錨」は洋式の船に使用されていた2本爪のものを、

「碇」は和式の船に使用されていた4本爪のものを

意味していたそうです。

 

場所は↓こちらです。