城下町長府財宝伝説2021(長府毛利邸) | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

下関市長府で、

「☆クイズ・謎解きラリー 城下町長府財宝伝説」という

イベントが開催されており、先日挑戦してきました。

 

4箇所で謎解きを行い、最終地点の長府毛利邸に設けられた

財宝箱に合言葉を入力すると、小判が手に入り、

その場で参加賞と交換できます。

また、抽選で商品も当たります。

 

歴史愛好者向けの「源氏コース」と

謎解き愛好者向けの「平氏コース」の2コースがあります。

ねりえは「源氏コース」、奥さんは「平氏コース」に挑戦。

「源氏コース」の問題は、かなり難しいものが多かったです。

周囲を散策すると解答があったりしますけどね。

 

 

長府毛利邸です。

長府毛利藩第14代藩主にして最後の藩主である

元敏が建てた邸宅で、明治36年(1903年)に完成しました。

 

毛利家の邸宅としては、

大正8年(1919年)まで使われていました。

常陸宮妃華子殿下の母親・久子は、元敏の子・元雄の娘で、

ここ毛利邸で幼少期を過ごしたそうです。

 

戦後は、下関市に移管されて、

迎賓館や福祉会館として使用され、

現在は観光施設として、人々を楽しませています。

 

 

 

明治天皇御宿泊の間

 

前述のとおり、長府毛利邸が完成したのは明治36年ですが、

着工は明治31年(1898年)のことでした。

そして、完成の前年である明治35年(1902年)、

この邸宅に、陸軍大演習視察のため

熊本を訪れた明治天皇が、往路復路ともに宿泊しました。

 

 

写真向かって左は、源氏コースの参加賞、

右は平氏コースの参加賞です。

中身は参加してのお楽しみ♪

 

長府毛利邸の場所は↓こちらです。

 

 

2年前の「城下町長府財宝伝説」と長府毛利邸の

記事は↓こちらです。