石書大乗妙典塔(竹生寺) | ねりえ日和

ねりえ日和

本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

前回もご紹介した、竹生寺の境内、本堂向かって右手の、

枯れてしまっていると思われる川です。

 

 

滝行をしていたと思われる場所の上に、

「石書大乗妙典塔」と記された碑があります。

「大乗妙典」とは、法華経(妙法蓮華経)のことです。

 

碑が建立されたのは1800年。

願主は「赤間関 綿屋正七」と記されています。

 

 

幕末、赤間関城の腰(現在の市役所付近)に

綿屋弥兵衛という人物がおりました。

1865年には、坂本龍馬が綿屋に宿泊し、

桂小五郎らと面会しています。

正七は弥兵衛の祖先(祖父くらい?)なのでしょうか?

 

 

碑の場所はこちらです。