御社殿修葺奉賛寄進芳名・吉川英治詩碑 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

亀山八幡宮の境内に建てられている碑です。

上部の銅板には「御社殿修葺奉賛寄進芳名」と記されています。

事業竣工が昭和55年(1980年)のようですので、

その頃に建てられたものと思われます。

 

 

しかし、この碑はもう1つの性格がありまして、

碑の下部に吉川英治の詩が記されています。

詩が記されている石板は、

平成21年(2009年)に設置されたものだそうです。

 

「こゝは心の ふるさとか

 そゞろ詣れは 旅こゝろ

 うたゝ童に かへるかな」

 

この詩は昭和25年(1950年)、

伊勢神宮を参拝した吉川英治が詠んだものです。

この詩により、伊勢神宮が「日本人の心のふるさと」と

言われるようになりました。

 

書は、亀山八幡宮の宮司だった竹中所孝の手によります。

 

 

場所はこちらです。