うにの碑(古川薫句碑) | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

下関の海産物と言えば、フク(フグ)、クジラ、アンコウ、イカ、

そして、ウニです。

 

下関市にある六連島は、瓶詰めウニ発祥の地です。

明治時代、六連島の西教寺で、英国人の水先案内人が

ウニの小鉢の中に、ジンをこぼしてしまいました。

和尚であった蓬山がそのウニを食べたところ、

大変美味しかったことから、

ウニのアルコール漬けが誕生したのです。

 

 

 

亀山八幡宮の境内に建てられている碑です。

碑に明記されているわけではありませんが、

「うにの碑」と呼ばれています。

平成27年(2015年)に建てられました。

 

 

碑文として、下関で活動した直木賞作家・古川薫の句

 

「うぶすなの 神の潮路や 六連雲丹」

 

が刻まれています。

 

 

場所はこちらです。

 

 

〔訂正(平成31年1月24日)〕

碑の背面に「うにの碑」と記されておりました。

失礼いたしました。