中宮(華山2) | ねりえ日和

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昨日の続きです(^O^)/

 

 

徳仙の滝から車で華山を登るねりえ夫婦。

 

 

 

大きな駐車場のあるところに到着しました(^∇^)

奥に展望台もあります。

 

 

展望台からはこんな感じ。

 

 

さて、先日、また、昨日お話ししたとおり、華山にある神上寺は、

山伏の開祖とされる役行者(役の行者、役小角)が、

西暦705年に徳仙上人と協力して開山したと言われています。

 

元々、華山には権現が祀られており、

670年頃に西の嶽(西ヶ嶽。華山西側の山頂)に

移されていたそうですが、

役行者は、その権現を開山したそうです。

 

その後、720年頃に、権現は西の嶽から

大日嶽(東の嶽。華山東側の山頂=華山山頂)に移され、

山頂に上宮、中腹に中宮、現在の神上寺付近に下宮が造られました。

そして、中宮権現の側には大御堂が設けられ、

776年には寺院が建てられます。

 

そして、1322年、お堂は現在の神上寺の地に下ろされたのです。

 

役行者はこの山を「大神山」と名付けたそうです。

それが、後に「神上山」と呼ばれるようになっていたのですが、

お堂が下ろされたことから、「下山」と呼ばれるようになり、

「月山(げっさん)」を経て、現在の「華山(げさん)」となったそうです。

 

※資料によって若干内容が異なります。

 

 

 

駐車場の道路反対側に、その中宮があります。

現在は景行天皇が祀られているそうです。

 

 

景行天皇は日本武尊(ヤマトタケル)の父として知られ、

在位は60年に達し、『日本書紀』では106歳まで、

『古事記』では137歳まで生きたと言われています。

 

ちなみに、景行天皇の父・垂仁天皇は在位99年、

『日本書紀』では140歳まで、

『古事記』では153歳まで生きたと言われています。

 

 

中宮の場所はこちらです。

 

 

さて、この辺りから華山山頂を望むと↓こんな感じです。

 

 

もう少し車を走らせると華山山頂付近にたどり着くのですが、

案内を見て、この付近に岩屋観音があると思い込んでしまい、

中宮向かって右手奥側にある遊歩道に向かいました。

 

 

 

岩屋観音の場所を確認していればよかったのですが、

何分準備不足でして、

「この先にあるのかな~」と思いながらしばらく歩いた結果……

 

ねりえ夫妻は山頂にたどり着いてしまうことになるのです(^^ゞ

 

 

次回へ続きます(^-^)ノ~~