徳仙の滝、翠地 自然を愛す(華山1) | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

下関市の最高峰・華山。

 

先日来、華山を立て続けに2回登頂しました。

2回登った理由は、1回目の登頂が準備不足で、

観たかったのに観れなかった場所があったからです。

 

 

華山は山頂付近まで県道262号豊浦豊田線が通っており、

車で登ることができます。

下関市街から行くには、幾つかのルートがあります。

 

(1)県道262号を北上するルート

 下関市豊田町にある徳仙の滝から入っていきます。

 

(2)県道262号を南下するルート

 この道に通じるまでに、複数のルートが考えられます。

 ア.菊川町楢崎から国道491号を北上。

  豊浦町を経て豊田町に入り、右折して県道262号に入るルート。

 イ.豊田農業公園みのりの丘から国道491号を南下。

  狗留孫山の麓を抜け、左折して県道262号に入るルート。

 ウ.豊田町八道・鷹子方面から上り、県道262号と合流するルート。

 

このたび、(2)-ウ以外の3ルートを通ってみました。

結果、一番遠回りではありますが、

(2)-イのルートが一番運転しやすいと思います。

 

ただし、12月25日までは、 工事のために

(2)のルートは車両通行止めだそうです。

 

 

さて、本日ご紹介するのは(1)のルートですo(^▽^)o

 

 

 

徳仙の滝です。

滝の高さは12mあるそうです。

 

 

先日、華山にある神上寺は、

山伏の開祖とされる役行者(役の行者、役小角)が、

8世紀始めに徳仙上人と協力して開山したお寺だとお話ししました。

 

それは正確には西暦705年のことだったそうですが、

役行者がこの地を訪れた際に

徳仙上人が修行していたのがこの滝です。

 

そのことから、この滝を「徳仙の滝」と呼ぶようになったそうです。

滝を玉の簾に見立てて「玉簾の滝」、

地名が蟹廻りと言うことから「蟹廻りの滝」とも言うそうです。

 

 

滝の場所はこちらです。

 

 

さて、ここから先に進む県道262号、なかなかの山道です。

車が離合できないような道が延々と続きます。

途中でキジがトコトコと車の前を走っていきました(;^_^A

 

 

しかし、このルートを走ったのも、ねりえにとっては悪いことではなく、

 

 

 

石碑発見!!(*゜▽゜ノノ゛☆

「翠地 自然を愛す」と記されています。

 

揮毫は碑設置当時山口県知事だった平井龍です。

 

 

 

碑の背後に水源かん養保安林を示す標柱があります。

平成10年(1998年)度に設置されているようです。

 

平井が県知事だったのは平成8年(1996年)までだったので、

碑はもっと前に建てられたものということになります。

 

 

場所はこちらです。

 

 

華山探索は次回へ続きます(^-^)ノ~~