中学生の頃、北杜夫が好きでした。
きっかけは『どくとるマンボウ航海記』を読んだことですが、
確か、中学生が読む本の推薦図書か何かに
なっていたのだったと思います。
その中に、シンガポールで女性に
「IPPATSU YARUKA?」と声をかけられる
場面があるのですが、
当時はまだ純粋無垢な少年だったので(オクテだったし)
その意味が分からず、
そもそもローマ字で何と書いているのかも気にせずに
読み飛ばした記憶があります。
後にその意味を知ることになるわけですが、
その時には、そういう場面がある本が推薦図書になっていることに
ちょっと面白さを感じたりもしました(^^ゞ
さて、前置きが長くなりましたが、
北杜夫の父・斎藤茂吉の文学碑です。
昨日の記事 同様、「美と安らぎのある街づくり彫刻群」の文学碑です。
「雨雲のみだれ移るを車房より
わが見つつ居り関門の海」
場所はこちら です。